vdmadmin コマンドと -A オプションを使用して、Horizon Agent によるログの記録を構成できます。

構文

          vdmadmin
          -A [-b authentication_arguments] -getDCT-outfile local_file-d desktop -m machine
          vdmadmin
          -A [-b authentication_arguments] -getlogfilelogfile-outfile local_file-d desktop-mmachine
          vdmadmin
          -A [-b authentication_arguments] -getloglevel [-xml] -d desktop [-m machine]
          vdmadmin
          -A [-b authentication_arguments] -getstatus [-xml] -d desktop [-m machine]
          vdmadmin
          -A [-b authentication_arguments] -getversion [-xml] -d desktop [-mmachine]
          vdmadmin
          -A [-b authentication_arguments] -list [-xml] [-w | -n] -d desktop-m machine
          vdmadmin
          -A [-b authentication_arguments] -setloglevel level -ddesktop [-mmachine]

使用上の注意

VMware のテクニカル サポートによる Horizon Agent のトラブルシューティングを支援するため、データ収集ツール (DCT) バンドルを作成することができます。さらに、ログ レベルを変更し、Horizon Agent のバージョンおよびステータスを表示して、各ログ ファイルをローカル ディスクに保存することもできます。

オプション

次の表に、Horizon Agent でのログを構成するためのオプションを示します。

表 1. Horizon Agent でのログ構成オプション
オプション 説明
-d desktop デスクトップ プールを指定します。
-getDCT データ収集ツール(DCT)バンドルを作成して、ローカル ファイルに保存します。
-getlogfile logfile コピーを保存するログ ファイルの名前を指定します。
-getloglevel Horizon Agent の現在のログ レベルを表示します。
-getstatus Horizon Agent ステータスを表示します。
-getversion Horizon Agent のバージョンを表示します。
-list Horizon Agent のログ ファイルを表示します。
-m machine デスクトップ プール内のマシンを指定します。
-outfile local_file DCT バンドルまたはログ ファイルのコピーを保存するローカル ファイルの名前を指定します。
-setloglevel level Horizon Agent のログ レベルを設定します。
デバッグ
エラー、警告、およびデバッグ イベントをログに記録します。
正常

エラーおよび警告イベントをログに記録します。
トレース
エラー、警告、情報、およびデバッグ イベントをログに記録します。

デスクトップ プール dtpool2 に属するマシン machine1 の Horizon Agent のログ レベルを表示します。

vdmadmin -A -d dtpool2 -m machine1 -getloglevel

デスクトップ プール dtpool2 に属するマシン machine1 の Horizon Agent のログ レベルを debug に設定します。

vdmadmin -A -d dtpool2 -m machine1 -setloglevel debug

デスクトップ プール dtpool2 に属するマシン machine1 の Horizon Agent ログ ファイルのリストを表示します。

vdmadmin -A -d dtpool2 -m machine1 -list

デスクトップ プール dtpool2 に属するマシン machine1 の Horizon Agent ログ ファイル log-2009-01-02.txt のコピーを、C:¥mycopiedlog.txt として保存します。

vdmadmin -A -d dtpool2 -m machine1 -getlogfile log-2009-01-02.txt -outfile C:\mycopiedlog.txt

デスクトップ プール dtpool2 に属するマシン machine1 の Horizon Agent のバージョンを表示します。

vdmadmin -A -d dtpool2 -m machine1 -getversion

デスクトップ プール dtpool2 に属するマシン machine1 の Horizon Agent のステータスを表示します。

vdmadmin -A -d dtpool2 -m machine1 -getstatus

デスクトップ プール dtpool2 のマシン machine1 用の DCT バンドルを作成して、zip ファイル C:¥myfile.zip に書き込みます。

vdmadmin -A -d dtpool2 -m machine1 -getDCT -outfile C:\myfile.zip