Connection Server インスタンスまたはセキュリティ サーバ上で動作している PCoIP Secure Gateway サービスによって使用されるデフォルト ポートまたは NIC を置換できます。組織によっては、組織のポリシーに遵守するため、または競合を回避するために、これらのタスクの実行を必須にしていることがあります。

クライアントが接続する TCP および UDP 接続の場合は、PCoIP Secure Gateway はデフォルトでポート 4172 でリッスンします。リモート デスクトップへの UDP 接続の場合は、PCoIP Secure Gateway はデフォルトでポート 55000 でリッスンします。

PCoIP 外部 URL で指定されているポートは、この手順でポートを変更しても変更されることはありません。ネットワーク構成によっては、PCoIP 外部 URL ポートも変更しなければならないことがあります。

PCoIP Secure Gateway が動作しているコンピュータに複数の NIC がある場合は、コンピュータはデフォルトですべての NIC 上でリッスンします。構成されているポート上でリッスンするための NIC を 1 つ選択するには、その NIC にバインドされている IP アドレスを指定します。

前提条件

この手順でポートを変更した後も、Connection Server インスタンスまたはセキュリティ サーバ上の PCoIP 外部 URL で指定されているポートが引き続き有効になっていることを確認します。

手順

  1. PCoIP Secure Gateway が動作している Connection Server またはセキュリティ サーバ コンピュータ上で Windows レジストリ エディタを起動します。
  2. HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Teradici\SecurityGateway レジストリ キーに移動します。
  3. このレジストリ キーに、次の文字列(REG_SZ)値の 1 つ以上を更新されたポート番号とともに追加します。
    例:
    ExternalTCPPort "44172"
    ExternalUDPPort "44172"
    InternalUDPPort "55111"
  4. (オプション) PCoIP Secure Gateway が動作しているコンピュータに複数の NIC がある場合は、構成されているポート上でリッスンするための NIC を 1 つ選択します。
    同じレジストリ キーに、次の文字列( REG_SZ)値を追加して、選択された NIC にバインドされている IP アドレスを指定します。
    例:
    ExternalBindIP "10.20.30.40"
    InternalBindIP "172.16.17.18"
    同じ NIC を使用するように外部および内部接続を構成する場合は、外部と内部の UDP ポートは同一にしないでください。
  5. VMware Horizon View PCoIP Secure Gateway サービスを再起動して、変更を有効にします。