アップグレードの一部として、接続サーバを新しいマシンに移行できます。

前提条件

  • 少なくとも 1 つの既存の接続サーバ インスタンスを最新バージョンにアップグレードします。レプリカ グループ内の接続サーバのアップグレードを参照してください。このアップグレードの間に、既存の View LDAP がアップグレードされます。
  • 新しい物理マシンまたは仮想マシンが接続サーバのインストールに対するシステム要件を満たしていることを確認します。「Horizon Connection Server でサポートされるオペレーティング システムおよび Horizon 接続サーバのハードウェア要件」を参照してください。
  • Horizon 7 のセキュリティ関連の要件について理解し、これらの要件を満たしていることを確認します。Horizon 接続サーバのアップグレード要件を参照してください。
  • この手順をいつ実行すべきかを判断します。利用可能なデスクトップメンテナンス期間を選択します。1 インスタンスにつき 15 ~ 30 分を予定してください。
  • インストーラの実行に使用するホスト上に管理者権限のあるドメイン ユーザー アカウントがあることを確認します。
  • レプリカ インスタンスをインストールするための手順をよく理解してください。『Horizon 7 のインストール』ドキュメントを参照してください。この手順の一部としてレプリカ インスタンスをインストールします。

既存のロード バランサの構成を変更する必要はありません。

手順

  1. 接続サーバのアップグレードされたインスタンスが実行されていて、接続サーバをインストールする予定の新しいマシンにアクセスできることを確認します。
    新しいホストに接続サーバをインストールするときは、この既存のインスタンスを指定します。
  2. 新しいマシンで、接続サーバのレプリカ インスタンスをインストールします。
    新しいインスタンスの View LDAP は、アップグレードされたソース インスタンスのものを複製します。
  3. 必要に応じて、Windows の [プログラムの追加と削除] ユーティリティを使用して、古いホストから接続サーバをアンインストールします。
  4. Horizon Administrator で、[View 構成] > [サーバ] > [接続サーバ] タブに移動し、アンインストールした接続サーバインスタンスがまだリストに表示されるかどうかを調べます。
  5. アンインストールした接続サーバ インスタンスがまだリストに表示される場合は、vdmadmin コマンドを使用して削除します。
    vdmadmin.exe -S -s server_name -r

    この例で、server_name は接続サーバ ホストのホスト名または IP アドレスです。vdmadmin コマンド ライン ツールの詳細については、『Horizon 7 の管理』ドキュメントを参照してください。

結果

接続サーバの新しいインスタンスがグループに追加されて、古いインスタンスが削除されます。

次のタスク

古いバージョンの vCenter Server がある場合、接続サーバから vCenter 接続で TLSv1.0 を有効にするを参照してください。

残りの Horizon 7 サーバ コンポーネントをアップグレードします。

パフォーマンス データを監視するようにデータ コレクタ セットが構成されているサーバに接続サーバを再インストールしてある場合は、データ コレクタ セットを停止して再起動してください。