Horizon 7 Cloud Connector 仮想アプライアンスの最新バージョンにアップグレードして、Horizon 7 ポッドと最新の VMware Horizon Cloud Service 機能をブリッジします。

注: Horizon 7 Cloud Connector 仮想アプライアンスのアップグレード中は、プロキシの SSL 設定を使用できません。

前提条件

  • Horizon 7 Cloud Connector 仮想アプライアンスをインストールして展開します。『Horizon 7 のインストール』ドキュメントを参照してください。
  • アップグレードが必要な既存 Horizon 7 Cloud Connector 仮想アプライアンスと新しい Horizon 7 Cloud Connector 仮想アプライアンスが同じネットワーク上にあり、新しい仮想アプライアンスが既存の仮想アプライアンスと SSH 通信を確立できることを確認します。
  • vSphere Web Client を使用して、既存の Horizon 7 Cloud Connector 仮想アプライアンスのスナップショットを作成します。
  • Horizon 7 Cloud Connector 仮想アプライアンスの固定 IP アドレス、DNS アドレス、ゲートウェイ アドレス、サブネット マスクを取得します。
  • Active Directory ドメインがすでに参加している場合、そのドメインにアクセス権限を持つ Active Directory アカウントの認証情報があることを確認します。
  • vCenter Server の FQDN を Horizon 7 Cloud Connector 仮想アプライアンスの /etc/hosts ファイルに追加します。

手順

  1. vSphere Web Client で、既存の Horizon 7 Cloud Connector アプライアンスをパワーオンします。
    Horizon 7 Cloud Connector アプライアンスのユーザー インターフェイスの IP アドレスが表示されます。
  2. Horizon 7 Cloud Connector 仮想アプライアンスのバージョン 1.0 からアップグレードしている場合は、vCenter Server から既存の Horizon 7 Cloud Connector 仮想アプライアンスに root ユーザーとしてログインし、chage -E -1 -M -1 tomcat8 コマンドを入力します。
    たとえば、 [email protected] [ ~ ]# chage -E -1 -M -1 tomcat8 コマンドを使用します。
    注: バージョン 1.1 以降の Horizon 7 Cloud Connector 仮想アプライアンスの場合、この手順は不要です。
  3. Web ブラウザで Horizon 7 Cloud Connector 仮想アプライアンスの IP アドレスを入力して、Horizon 7 Cloud Connector ユーザー インターフェイスにログインします。
    My VMware アカウントの認証情報を使用してログインします。この手順では、既存の Horizon Cloud の接続がオンプレミスにホストされている Connection Server で正しく設定されたことを確認します。
  4. Horizon 7 Cloud Connector 仮想アプライアンスの最新バージョンを展開し、My VMware アカウントの認証情報を使用してログインします。
    注: My VMware アカウントに関連付けられた環境に Active Directory ドメインが参加している場合、Active Directory ログイン ウィンドウが表示され、Active Directory 認証情報でログインする必要があります。
  5. Horizon 7 Cloud Connector アプライアンスの最新バージョンをオンプレミスの Connection Server インスタンスと接続します。[Horizon 7 Connection Server に接続] ボックスで、オンプレミスにホストされている Connection Server の FQDN を入力して、[接続] をクリックします。
  6. Connection Server のサムプリント証明書を検証するチェック ボックスをクリックします。
    注: Connection Server に有効なルート CA 証明書がある場合、この検証はスキップされます。
  7. Connection Server のドメイン名、ユーザー名、パスワードを入力して、[接続] をクリックします。
    注: Horizon 7 Cloud Connector アクションの監査を効果的に行うには、Connection Server の一意のユーザー名とパスワードを使用します。
  8. ダイアログ ボックスで [アップグレード] をクリックします。
  9. [古い Cloud Connector のアドレス] テキスト ボックスに、以前の Horizon 7 Cloud Connector 仮想アプライアンスの IP アドレスを入力して、[接続]をクリックします。
  10. SSH 接続のサムプリントを検証するチェック ボックスをクリックします。
  11. [アップグレード] をクリックします。
    Horizon 7 ポッドが正常にアップグレードされ、 VMware Horizon Cloud Service とペアリングされます。
  12. ウィザードの最後のページで、[vCenter Server の構成] をクリックし、vCenter Server の設定を指定します。
    この構成により、サービスを正常に実行するために必要な場合に Horizon Cloud が仮想アプライアンスでメンテナンス アクションを実行できるようになります。
    1. vCenter Server の FQDN を入力して、[証明書の取得] をクリックします。証明書情報が表示されたら、[上の証明書を確認したので続行します] を選択します。
    2. [Horizon Cloud Connector vCenter Server 証明書] に、vCenter Server のユーザー名とパスワードを入力します。
    3. [Cloud Connector アップグレードの追加の固定 IP アドレスの詳細] で、以前に収集した Horizon 7 Cloud Connector 仮想アプライアンスの固定 IP アドレス、ゲートウェイ、サブネット マスク、DNS 情報を入力します。
    4. [保存] をクリックします。