最初のメンテナンス期間中に View composer をアップグレードします。すべての Horizon 7サーバがアップグレードされるまでは、リンク クローン デスクトップのプロビジョニングと再構成などの操作を実行できません。

前提条件

  • この手順をいつ実行すべきかを判断します。利用可能なデスクトップメンテナンス期間を選択します。15 ~ 30 分を予定してください。
  • View Composer のみのアップグレードの準備に一覧表示されているタスクを実行します。
  • View Composer がインストールされているサーバに CA(証明機関)が署名した TLS/SSL サーバ証明書がインストールされ構成されていることを確認します。Horizon Connection Server のアップグレード後に、View Composer で認証局 (CA) 署名付き証明書が使用されないと、デフォルトの自己署名証明書は、Horizon Administrator で無効として表示されます。
  • インストールとアップグレードを実行する際に使用するホスト上に、管理権限を持つドメイン ユーザー アカウントがあることを確認します。
  • スキーマのアップグレードが必要な場合は、インストーラ ウィザードで View Composer データベースをアップグレードするかどうかを指定します。ウィザードが終了したら、SviConfig コマンド ライン ユーティリティを実行してデータベース スキーマを手動でアップグレードし、アップグレードのログを作成することができます。

手順

  1. View Composer がインストールされている仮想または物理マシンで、View Composer のインストーラをダウンロードして実行します。
    インストーラは VMware の Web サイトからダウンロードできます。
    インストーラを実行する具体的な手順については、『 Horizon 7 インストール ガイド』を参照してください。
  2. スキーマのアップグレードが必要な場合は、ウィザードでデータベース スキーマをアップグレードするかどうかを指定します。
    Database upgrade completed with warnings(データベースのアップグレードが警告で終了しました)」というメッセージを含むダイアログ ボックスが表示されたら、 [OK] をクリックしてメッセージを無視してかまいません。
  3. ウィザードで View Composer のポート番号を要求されたら、ポート番号が 18443 に設定されていることを確認します。

次のタスク

データベース スキーマの手動アップグレードが必要な場合は、SviConfig の実行によるデータベースの手動アップグレードを参照してください。

古いバージョンの vCenter Server がある場合、View Composer から vCenter および ESXi 接続で TLSv1.0 を有効にするを参照してください。

次のメンテナンス期間に、Horizon 7 のアップグレードを続行します。レプリカ グループ内の接続サーバのアップグレードを参照してください。