Horizon 7 をデプロイした環境でデスクトップとして使用するために Linux マシンを準備するには、特定のタスクを実行する必要があります。
Linux マシンを Horizon 7 で管理できるようにするには、マシンが接続サーバと通信できる必要があります。Linux マシンが完全修飾ドメイン名 (FQDN) を使用して接続サーバ インスタンスに ping を送信できるように、Linux マシンのネットワークを構成する必要があります。
Open VMware Tools (OVT) は、RHEL 7、CentOS 7、SLED 12、および SLES 12 のマシンに事前にインストールされています。リモート デスクトップとして使用できるように、これらのマシンのいずれかを準備する場合は、下記の手順 1 ~ 5 をスキップできます。これらの手順には、手動でインストーラを実行して VMware Tools をインストールする方法が記載されています。
Ubuntu 16.04/18.04 マシンを使用している場合は、OVT をインストールします。このマシンをリモート デスクトップとして使用する場合は、下記の手順 1 ~ 5 をスキップでき、次のコマンドを使用して 16.04/18.04 マシンに OVT を手動でインストールできます。
apt-get install open-vm-tools-desktop
前提条件
- 新しい仮想マシン (VM) が vCenter Server で作成され、Linux ディストリビューションがマシンにインストールされていることを確認します。
- Linux 仮想マシンへの VMware Tools のマウントとインストールの手順を理解しておきます。vSphere 仮想マシン管理ドキュメントにある「Linux 仮想マシンでの VMware Tools の手動インストールまたはアップグレード」を参照してください。
- Linux マシンが DNS を介して解決できるように構成する手順を理解しておきます。これらの手順は、Linux ディストリビューションとリリースによって異なります。手順については、Linux ディストリビューションとリリースのドキュメントを参照してください。