Horizon Agent for Linux には、Linux ディストリビューションに一意の依存パッケージがあります。Horizon Agent for Linux をインストールする前に、これらのパッケージをインストールする必要があります。

前提条件

新しい仮想マシン (VM) が vCenter Server で作成され、Linux ディストリビューションがマシンにインストールされていることを確認します。

手順

  1. デフォルトではインストールまたはアップグレードされない必須パッケージをインストールします。要件を満たしていないパッケージがあると、インストーラはインストールを中断します。
    表 1. 必須の依存パッケージ
    Linux ディストリビューション パッケージ
    RHEL 7.5
    yum install libappindicator-gtk3
    SLES 12 SP1/SLED 12 SP1

    SUSE リポジトリで xf86-video-vmware を 13.0.2-3.2 以降のバージョンにアップグレードします。

    1. SUSE 12 を登録して SUSE リポジトリを有効にします。
      SUSEConnect -r Registration Code -e Email
    2. xf86-video-vmware のバージョンを更新します。
      zypper update xf86-video-vmware
    SLES 12
    Horizon Agent をインストールする場合、SLES 12 Linux デスクトップに python-gobject2 をインストールする必要があります。
    1. SUSE 12 を登録して SUSE リポジトリを有効にします。
      SUSEConnect -r Registration Code -e Email
    2. python-gobject2 をインストールします。
      zypper install python-gobject2
    Ubuntu 16.04
    apt-get install python-dbus python-gobject
    Ubuntu 18.04
    apt-get install python python-dbus python-gobject
  2. Horizon Agent のオプション パッケージをインストールします。
    • デフォルトでは、RHEL または CentOS 6.7 に glibc-2.12-1.166.el6.x86_64 がインストールされていると、デッドロックが発生する可能性があります。その結果、デスクトップ接続は停止します。この問題を解決するには、オンライン リポジトリで glibc を最新バージョンにアップグレードする必要があります。
      sudo yum install glibc