Dynamic Environment Manager で Horizon スマート ポリシーを作成して、リモート機能の動作を制御します。

Horizon スマート ポリシー設定では、Dynamic Environment Manager でリモート Linux デスクトップに Horizon スマート ポリシーを定義する場合に選択できる設定について説明します。

表 1. Horizon スマート ポリシー設定
設定 説明
USB リダイレクト リモート デスクトップで USB リダイレクトを有効にするかどうかを指定します。USB リダイレクト機能により、ユーザーはリモート デスクトップから小型のフラッシュ ドライブ、カメラ、プリンタなどのローカルで接続された USB デバイスを使用できます。スマート ポリシーを使用して USB リダイレクトを構成する場合は、Dynamic Environment Manager 9.5 以降を使用する必要があります。
クリップボード クリップボード リダイレクトを許可する方向を決定します。次のいずれかの値を選択できます。
  • [無効化]。クリップボード リダイレクトは両方の方向で無効になります。
  • [すべて許可]。クリップボード リダイレクトが有効になります。ユーザーは、クライアント システムからリモート デスクトップ、およびリモート デスクトップからクライアント システムにコピーして貼り付けることができます。
  • [クライアントからエージェントへのコピーを許可]。ユーザーは、クライアント システムからリモート デスクトップにのみコピーして貼り付けることができます。
  • [エージェントからクライアントへのコピーを許可]。ユーザーは、リモート デスクトップからクライアント システムにのみコピーして貼り付けることができます。
クライアント ドライブのリダイレクト リモート デスクトップでクライアント ドライブ リダイレクトを有効にするかどうかと、共有ドライブおよびフォルダを書き込み可能にするかどうかを指定します。次のいずれかの値を選択できます。
  • [無効化]。リモート デスクトップでクライアント ドライブ リダイレクトが無効になります。
  • [すべて許可]。クライアント ドライブおよびフォルダは、リモート デスクトップと共有され、読み取り/書き込み可能になります。
  • [読み取り専用]。クライアント ドライブおよびフォルダは、リモート デスクトップと共有され、読み取り可能になりますが、書き込みはできません。

この設定を行わない場合、共有ドライブとフォルダが書き込み可能になるかどうかは、/etc/vmware/viewagent-custom.conf ファイルの CDREnable オプションで決まります。詳細については、Linux デスクトップでの構成ファイルのオプション設定を参照してください。

通常、Dynamic Environment Manager で構成するリモート機能の Horizon スマート ポリシー設定は、対応するレジストリ キーおよびグループ ポリシー設定よりも優先されます。