[デスクトップ プールの追加]ウィザードを使用すると、Linux 仮想マシンにインスタント クローン フローティング デスクトップ プールを作成できます。インスタント クローン フローティング デスクトップ プールの作成後、Horizon 7 環境内でリモート デスクトップとして Linux 仮想マシンを使用できます。
注: Linux デスクトップから作成されたインスタント クローン デスクトップ プールでは、vGPU グラフィックス機能はサポートされません。
前提条件
- vCenter Server で仮想マシンを作成し、Linux オペレーティング システムをインストールする手順について理解しておきます。詳細については、仮想マシンを作成して、Linux をインストールするを参照してください。
- PBISO 認証ソリューションまたは Samba Winbind オフライン参加で Active Directory を統合する手順について理解しておきます。詳細については、PBISO (PowerBroker Identity Services Open) 認証の設定またはSamba オフライン ドメイン参加の設定を参照してください。
注: RHEL 8 を実行している Linux 仮想マシンからインスタント クローン デスクトップ プールを作成するには、Samba Winbind オフライン参加を使用して Active Directory を統合します。PBISO 認証を使用する RHEL 8 仮想マシンでは、インスタント クローン デスクトップ プールはサポートされません。
- Horizon 7 Agent for Linux のインストール手順について理解しておきます。詳細については、Linux 仮想マシンへの Horizon Agent のインストールを参照してください。
- VMware vSphere® Web Client を使用して Linux 仮想マシンのパワーオフ状態のスナップショットを作成する手順について理解しておきます。『vSphere 単一ホスト管理:VMware Host Client』で「VMware Host Client のスナップショットの取得」を参照してください。
- vCenter Server が Horizon Connection Server に追加されていることを確認します。
手順
結果
Horizon Administrator で、[カタログ] > [デスクトップ プール] の順に選択すると、プールに追加されているとおりにデスクトップ仮想マシンを表示できます。
プールの作成後、プールが存在しているときに vCenter Server インベントリからマスター イメージを削除したり、取り除いたりしないでください。vCenter Server のインベントリからマスター イメージの仮想マシンを誤って取り除いてしまった場合は、改めて追加し、現在のイメージを使用してプッシュ イメージを実行する必要があります。
次のタスク
プールにアクセスするための資格をユーザーに付与します。『Horizon 7 での仮想デスクトップのセットアップ』の「デスクトップ プールへの資格の追加」を参照してください。