セッション共同作業機能を使用すると、他のユーザーを既存の Linux リモート デスクトップ セッションに招待できます。
セッション共同作業のシステム要件
セッション共同作業機能を使用するには、Horizon 環境が特定の要件を満たしている必要があります。
コンポーネント | 要件 |
---|---|
クライアント システム | セッション オーナーおよびセッション共同作業者が 4.10 以降の Horizon Client for Windows、Mac、または Linux をクライアント システムにインストールしている必要があります。インストールしていない場合は、HTML Access 4.10 以降を使用してください。 |
Linux リモート デスクトップ | Linux 仮想デスクトップに Horizon Agent 7.7 以降がインストールされている必要があります。セッション共同作業機能をデスクトップ プールまたは VDI レベルで有効にしておく必要があります。 |
Connection Server | Connection Server インスタンスはエンタープライズ ライセンスを使用します。 |
表示プロトコル | VMware Blast |
セッション共同作業機能を使用する方法については、『Horizon Client』ドキュメントを参照してください。
構成ファイルでのセッション共同作業オプションの設定
- CollaborationEnable
- collaboration.logLevel
- collaboration.maxCollabors
- collaboration.enableEmail
- collaboration.serverUrl
- collaboration.enableControlPassing
セッション共同作業機能の制限事項
共同作業セッションでは、次のリモート デスクトップ機能は使用できません。
- USB リダイレクト
- オーディオ入力リダイレクト
- クライアント ドライブのリダイレクト
- スマート カード リダイレクト
- クリップボード リダイレクト
共同作業セッションでは、リモート デスクトップの解像度は変更できません。
同じクライアント コンピュータで複数の共同作業セッションを実行することはできません。