True SSO 機能を使用すると、ユーザーは、スマート カード認証や RSA SecurID または RADIUS 認証を使用して VMware Identity Manager にログインした後、Linux 仮想デスクトップ、公開デスクトップまたはアプリケーションを使用するために、さらに Active Directory の認証情報を入力する必要がなくなります。
Active Directory (AD) 認証情報を使用してユーザーを認証する場合、True SSO 機能は必要ありません。この場合でも、True SSO を使用するように設定すると、デスクトップで Active Directory の認証情報と True SSO の両方をサポートできます。
Linux 仮想デスクトップ、公開デスクトップまたはアプリケーションに接続する場合、ユーザーはネイティブ Horizon Client または HTML Access の使用を選択できます。
True SSO には次の制限があります。
- この機能は、RHEL/CentOS 7、Ubuntu 16.04、18.04 および SLED/SLES 12.x SP3 のディストリビューションを実行しているデスクトップでのみサポートされます。
- RHEL/CentOS 7 デスクトップの場合、この機能はデフォルトのドメイン参加ツール、Samba、SSSD (System Security Services Daemon)、Kerberos ネットワーク認証プロトコルでのみサポートされます。
Linux 環境で True SSO をセットアップするには、次のタスクを実行します。
- Horizon 7 環境で True SSO をセットアップして構成します。『Horizon 7 の管理』の「True SSO のセットアップ」を参照してください。
- Linux ディストリビューションの手順に従って、デスクトップと Active Directory ドメインを統合します。
- Linux ディストリビューションの手順に従って、デスクトップで True SSO を構成します。