Connection Server が、vCenter Server によって管理される仮想マシンと通信できるようにするには、それらの仮想マシンに Horizon Agent をインストールする必要があります。完全クローン デスクトップ プールのテンプレート、リンク クローン デスクトップ プールの親、インスタントクローン デスクトップ プールのマスター イメージ、および手動デスクトップ プール内のマシンとして使用するすべての仮想マシンに Horizon Agent をインストールします。

Horizon Agent のサイレント インストールを実行すると、ウィザードのプロンプトに応答することなく複数の Windows 仮想マシンに Horizon Agent をインストールできます。#GUID-0B32D33F-152F-45EC-AC2C-F523D9432426を参照してください。

Horizon Agent ソフトウェアは、セキュリティ サーバ、Connection Server、View Composer など、他の Horizon ソフトウェア コンポーネントと同じ仮想マシンまたは物理マシンにインストールできません。Horizon Clientでは共在できます。

前提条件

  • Active Directory の準備が整っていることを確認してください。『Horizon 7 のインストール』ドキュメントを参照してください。
  • リモート デスクトップの展開のためにゲスト OS を準備します。#GUID-9AF9E21E-E313-4B65-B7D8-6AE3190641D6を参照してください。
  • Windows Server 仮想マシンを RDS ホストとしてではなく、単一セッションの仮想デスクトップとして使用するには、#GUID-5D941C48-C931-4CA5-BA23-8AA0C392A6DEに説明されている手順を実行します。Windows Server 仮想マシンを RDS ホストとして使用するには、『Horizon 7 での公開されたデスクトップとアプリケーションのセットアップ』ドキュメントの「リモート デスクトップ サービス (RDS) ホストで使用する Windows Server オペレーティング システムの準備」を参照してください。
  • マシンに Microsoft Visual C++ Redistributable パッケージがインストールされている場合、パッケージのバージョンが 2005 SP1 以降であることを確認します。パッケージのバージョンが 2005 以前の場合、パッケージのアップグレードまたはアンインストールのいずれかが可能です。
  • Windows 7 仮想マシンに Virtualization Pack for Skype for Business コンポーネントをインストールする場合は、.Net 4.0 以降がインストールされていることを確認してください。
  • VMware 製品ページ http://www.vmware.com/go/downloadview から、Horizon Agent インストーラ ファイルをダウンロードします。
  • 仮想マシンに対して管理者権限を持っていることを確認します。
  • Horizon Agent のカスタム セットアップ オプションについて理解しておきます。Horizon Agent カスタム セットアップ オプションを参照してください。
  • Horizon Agent インストール プログラムによってファイアウォール上で開かれる TCP ポートについて理解しておきます。詳細については、『Horizon 7 アーキテクチャの計画』ドキュメントを参照してください。
  • Horizon Agent をインストールか、バージョン 7.x 以降からアップグレードする場合は、CPU が 2 個以上あることを確認します。

手順

  1. Horizon Agent のインストール プログラムを開始するには、インストーラ ファイルをダブルクリックします。
    インストーラのファイル名は、 VMware-Horizon-Agent-x86-y.y.y-xxxxxx.exe です。 y.y.y はバージョン番号、 xxxxxx はビルド番号です。
  2. VMware のライセンス条件に同意します。
  3. リモート デスクトップ セッション ホスト (RDSH) ロールがインストールされていない Windows Server マシンに Horizon Agent をインストールする場合、Horizon Agent のプロンプトが表示され、Horizon Agent を RDS モードまたはデスクトップ モードでインストールするように指示されます。デフォルトでは、システムに RDSH ロールがすでにインストールされている場合、Horizon Agent インストーラは Horizon Agent を RDS モードでインストールします。
    • [RDS モード] を選択すると、インストーラはリモート デスクトップ セッション ホスト (RDSH) ロールとデスクトップ エクスペリエンス ロールをインストールし、システムの再起動を求めるプロンプトを表示します。ロールがインストールされ、システムが再起動したら、再びインストーラを起動して、RDS モードで Horizon Agent のインストールを続行します。
    • [デスクトップ モード] を選択すると、インストーラは、公開デスクトップ機能を使用できない単一ユーザー仮想デスクトップとして Horizon Agent をインストールします。
  4. インターネット プロトコル (IP) バージョンとして、[IPv4] または [IPv6] を選択します。
    すべての Horizon 7 コンポーネントを同じ IP バージョンでインストールする必要があります。
  5. FIPS モードを有効にするか無効にするかを選択します。
    このオプションは、Windows で FIPS モードが有効になっている場合にのみ使用可能です。
  6. カスタム セットアップのオプションを選択します。
    View Composer リンク クローン デスクトップをデプロイするには、 [VMware Horizon View Composer Agent] オプションを選択します。インスタントクローン デスクトップをデプロイするには、 [VMware Horizon Instant Clone Agent] オプションを選択します。これらのオプションを両方とも選択することはできません。
  7. インストール先フォルダを受け入れるか、変更します。
  8. Horizon Agent インストール プログラムの指示に従ってインストールを終了します。
    注: ゲスト OS の準備中にリモート デスクトップ サポートを有効にしなかった場合は、 Horizon Agent インストール プログラムから有効にするよう求められます。 Horizon Agent のインストール中にリモート デスクトップ サポートを有効にしない場合は、インストールの終了後に手動で有効にする必要があります。
  9. USB リダイレクト オプションを選択した場合は、仮想マシンを再起動して USB サポートを有効にします。
    さらに、 [新しいハードウェアが見つかりました] ウィザードが起動する場合があります。仮想マシンを再起動する前に、ウィザードの指示に従ってハードウェアを構成します。

次のタスク

仮想マシンが複数の NIC を使用する場合は、Horizon Agent が使用するサブネットを構成します。Horizon Agent のための複数の NIC を使用する仮想マシンの構成を参照してください。