vdmadmin コマンドと -M オプションを使用して、仮想マシンまたは物理コンピュータの構成に関する情報を表示できます。

構文

        vdmadmin
        -M [-b authentication_arguments] [-m machine | [-u domain\user][-d desktop]] [-xml | -csv] [-w | -n]

使用上の注意

このコマンドを実行すると、リモート デスクトップの基盤となる仮想マシンまたは物理コンピュータに関する情報が表示されます。

  • マシンの表示名
  • デスクトップ プールの名前
  • マシンの状態

    マシンの状態は、UNDEFINED、PRE_PROVISIONED、CLONING、CLONINGERROR、CUSTOMIZING、READY、DELETING、MAINTENANCE、ERROR、LOGOUT のいずれかの値になります。

    このコマンドでは、Horizon Administrator では表示される 接続済み切断されました などのすべての動的なマシンの状態が表示されるわけではありません。

  • 割り当てられているユーザーの SID
  • 割り当てられているユーザーのアカウント名
  • 割り当てられているユーザーのドメイン名
  • 仮想マシンのインベントリ パス(該当する場合)
  • マシンが作成された日付
  • マシンのテンプレート パス(該当する場合)
  • vCenter Server の URL(該当する場合)

オプション

次の表に、詳細を表示するマシンを指定するためのオプションを示します。

表 1. マシンに関する情報を表示するためのオプション
オプション 説明
-d desktop デスクトップ プールの名前を指定します。
-m machine 仮想マシンの名前を指定します。
-u domain\user ユーザーのログイン名およびドメインを指定します。

CORP ドメインのユーザー Jo に割り当てられているプール dtpool2 内のリモート デスクトップの基盤となるマシンに関する情報を表示し、出力の形式を ASCII 文字を使用した XML に設定します。

vdmadmin -M -u CORP\Jo -d dtpool2 -xml -n

マシン machine3 に関する情報を表示し、出力の形式をカンマ区切り値に設定します。

vdmadmin -M -m machine3 -csv