ThinApp 構成例では、アプリケーションのキャプチャとパッケージ化から、インストールのステータスの確認までの標準的な ThinApp 構成を順に実行します。

注: ThinApp アプリケーションの管理は、Horizon Console から使用できなくなりました。ただし、VMware ThinApp は VMware Horizon で引き続きサポートされます。 VMware ThinApp のドキュメントを参照してください。

前提条件

この例にある手順の実行方法の詳細については、次のトピックを参照してください。

手順

  1. http://www.vmware.com/products/thinapp から ThinApp ソフトウェアをダウンロードし、それをクリーンなコンピュータにインストールします。
    Horizon 7 は ThinApp バージョン 4.6 以降をサポートしています。
  2. ThinApp [セットアップ キャプチャ] ウィザードを使用して、アプリケーションをキャプチャし、MSI 形式でパッケージ化します。
  3. Connection Server ホストとリモート デスクトップの両方にアクセス可能な Active Directory ドメイン内のコンピュータ上に共有フォルダを作成し、その共有フォルダに対するファイルおよび共有権限を構成して、ビルトイン Active Directory グループ ドメイン コンピュータに読み取りアクセス権を与えます。
    ThinApp アプリケーションをドメイン コントローラに割り当てる予定がある場合は、ビルトイン Active Directory グループ ドメイン コントローラにも読み取りアクセス権を与えます。
  4. MSI パッケージを共有フォルダにコピーします。
  5. Horizon Administrator で、共有フォルダをアプリケーション リポジトリとして登録します。
  6. Horizon Administrator で、アプリケーション リポジトリ内の MSI パッケージをスキャンし、選択した ThinApp アプリケーションを Horizon Administrator に追加します。
  7. ThinApp アプリケーションをマシンまたはデスクトップ プールに割り当てるかどうかを決定します。
    マシンに共通する命名規則を使用すると、マシン割り当てを使用して、その命名規則を使用するすべてのマシンにアプリケーションを素早く配布することができます。デスクトップ プールを部門またはユーザーの種類ごとに構成すると、デスクトップ プール割り当てを使用して、特定の部門またはユーザーにアプリケーションを素早く配布することができます。
  8. Horizon Administrator で、マシンまたはデスクトップ プールに割り当てる ThinApp アプリケーションを選択し、インストール方法を指定します。
    オプション アクション
    ストリーミング マシンにアプリケーションへのショートカットをインストールします。このショートカットは、リポジトリをホストするネットワーク共有上のアプリケーションを参照します。アプリケーションを実行するには、ユーザーがそのネットワーク共有にアクセスできる必要があります。
    フル マシンのローカル ファイル システムにアプリケーション全体をインストールします。
  9. Horizon Administrator で、ThinApp アプリケーションのインストール ステータスを確認します。