vdmadmin コマンドと -I オプションを使用して、Horizon 7 イベント メッセージを Syslog 形式でイベント ログ ファイルに記録できます。サードパーティ製分析製品の多くでは、分析操作のために入力としてフラット ファイル Syslog データが必要です。

構文

        vdmadmin
        -I
        -eventSyslog
        -disable
      
        vdmadmin
        -I
        -eventSyslog
        -enable
        -localOnly
      
        vdmadmin
        -I
        -eventSyslog
        -enable
        -path
        path
      
        vdmadmin
        -I
        -eventSyslog
        -enable
        -path
        path
        -user
        DomainName\username
        -password
        password
      

使用上の注意

このコマンドを使用して、Horizon 7 イベント ログ メッセージを Syslog 形式で生成できます。Syslog ファイルで、Horizon 7 イベント ログ メッセージはキーと値のペアでフォーマットされるため、ログ データに分析ソフトウェアからアクセスできます。

vdmadmin コマンドと -I オプションを使用して、使用可能なレポートおよびビューを一覧にして、指定したレポートの内容を表示することもできます。‑I オプションを使用した Horizon 7 の動作レポートの一覧表示および結果表示を参照してください。

オプション

eventSyslog オプションは無効または有効にできます。Syslog 出力はローカル システムのみまたは別の場所にダイレクトできます。Syslog サーバへの直接 UDP 接続は、Horizon 7 5.2 以降でサポートされています。『Horizon 7 のインストール』の「Syslog サーバのイベント ログを構成する」を参照してください。

表 1. Syslog 形式で Horizon 7 イベント ログ メッセージを生成するためのオプション
オプション 説明
-disable Syslog ログを無効にします。
-e|-enable Syslog ログを有効にします。
-eventSyslog Horizon 7 イベントが Syslog 形式で生成されるように指定します。
-localOnly Syslog 出力をローカル システムのみに保存します。-localOnly オプションを使用した場合、Syslog 出力のデフォルトの宛先は %PROGRAMDATA%\VMware\VDM\events\ です。
-password password Syslog 出力の指定された宛先パスへのアクセスを認証するユーザーのパスワードを指定します。
-path Syslog 出力の宛先 UNC パスを決定します。
-u|-user DomainName\username Syslog 出力の宛先パスにアクセスできるドメインとユーザー名を指定します。

Syslog 形式での Horizon 7 イベントの生成を無効にします。

vdmadmin -I -eventSyslog -disable

Horizon 7 イベントの Syslog 出力をローカル システムのみにダイレクトします。

vdmadmin -I -eventSyslog -enable -localOnly

Horizon 7 イベントの Syslog 出力を指定されたパスにダイレクトします。

vdmadmin -I -eventSyslog -enable -path path

Horizon 7 イベントの Syslog 出力を、認証されたドメイン ユーザーによるアクセスを必要とする指定されたパスにダイレクトします。

vdmadmin -I -eventSyslog -enable -path \\logserver\share\ViewEvents -user mydomain\myuser 
 -password mypassword