証明機関(CA)を使用してスマート カード ログイン証明書またはドメイン コントローラ証明書を発行する場合は、Active Directory でルート証明書を信頼されたルート証明機関グループ ポリシーに追加する必要があります。Windows ドメイン コントローラがルート CA として機能する場合は、この手順を実行する必要はありません。
手順
- Active Directory サーバで、Group Policy Management プラグインに移動します。
Active Directory のバージョン ナビゲーション パス Windows 2003 - の順に選択します。
- ドメインを右クリックして、[プロパティ] をクリックします。
- [グループ ポリシー] タブで、[開く] をクリックして Group Policy Management プラグインを開きます。
- [既定のドメイン ポリシー] を右クリックし、[編集] をクリックします。
Windows 2008 - の順に選択します。
- ドメインを展開し、[デフォルト ドメイン ポリシー] を右クリックして、[編集] をクリックします。
Windows 2012 R2 - の順に選択します。
- ドメインを展開し、[デフォルト ドメイン ポリシー] を右クリックして、[編集] をクリックします。
Windows 2016 - の順に選択します。
- ドメインを展開し、[デフォルト ドメイン ポリシー] を右クリックして、[編集] をクリックします。
- [コンピュータの構成] セクションを展開し、[Windows 設定] > [セキュリティ設定] > [公開鍵] の順に開きます。
- [信頼されたルート証明機関] を右クリックして、[インポート] を選択します。
- ウィザードの指示に従ってルート証明書(rootCA.cer など)をインポートし、[OK] をクリックします。
- [グループ ポリシー] ウィンドウを閉じます。
結果
ドメイン内のすべてのシステムの信頼されたルート ストアに、ルート証明書がコピーされます。
次のタスク
中間証明機関(CA)がスマート カードのログイン証明書またはドメイン コントローラ証明書を発行する場合は、Active Directory で中間証明機関のグループ ポリシーに中間証明書を追加します。中間証明機関に中間証明書を追加するを参照してください。