vdmadmin コマンドを使用して、キオスク モードのクライアントに対する組織単位、パスワード有効期限、および Active Directory グループ メンバーシップのデフォルト値を設定できます。

vdmadmin コマンドは、クライアントが公開デスクトップへの接続用に使用する接続サーバ インスタンスと同じグループに属するいずれかの接続サーバ インスタンスで実行する必要があります。

パスワード有効期限および Active Directory グループ メンバーシップのデフォルト値を構成すると、これらの設定は同じグループに属するすべての接続サーバ インスタンス間で共有されます。

手順

  • クライアントに対するデフォルト値を設定します。
                vdmadmin
                -Q
                -clientauth
                -setdefaults [-b authentication_arguments] [-ouDN] [ -expirepassword | -noexpirepassword ] [-groupgroup_name | -nogroup]
    オプション 説明
    -expirepassword クライアント アカウントのパスワード有効期限に、接続サーバ グループの有効期限と同じ値を指定します。グループでパスワード有効期限が定義されていない場合、パスワードは無期限になります。
    -group group_name クライアント アカウントを追加するデフォルト グループの名前を指定します。グループの名前は、Active Directory の Windows 2000 以前のグループ名として指定する必要があります。
    -noexpirepassword クライアント アカウントのパスワードを無期限にすることを指定します。
    -nogroup デフォルト グループの設定をクリアします。
    -ou DN クライアント アカウントを追加するデフォルト組織単位の識別名を指定します。

    例: OU=kiosk-ou,DC=myorg,DC=com

    注: このコマンドを使用して組織単位の構成を変更することはできません。
    このコマンドは、接続サーバ グループ内のクライアントのデフォルト値を更新します。

例: キオスク モードのクライアントに対するデフォルト値の設定

クライアントの組織単位、パスワード有効期限、およびグループ メンバーシップのデフォルト値を設定します。

vdmadmin -Q -clientauth -setdefaults -ou "OU=kiosk-ou,DC=myorg,DC=com" -noexpirepassword -group kc-grp

次のタスク

MAC アドレスを認証に使用するクライアント デバイスの MAC アドレスを調べます。