データセンターをまたいで Horizon を展開する場合に、複製された接続サーバ インスタンスのグループを WAN、MAN (metropolitan area network)、または他の LAN 以外をまたいで使用するには、クラウド ポッド アーキテクチャ 機能を使用する必要があります。
この機能は、標準の Horizon コンポーネントを使用して、複数のデータセンターにわたる管理、ユーザーとデスクトップ間のグローバルで柔軟なマッピング、高可用性デスクトップ、ディザスタ リカバリなどの機能を提供します。
クラウド ポッド アーキテクチャ トポロジは、一般に、ポッド フェデレーション内で一緒にリンクされた 2 つ以上のポッドで構成されます。ポッド フェデレーションは一定の制限を受けます。
オブジェクト | 制限 |
---|---|
セッションの合計 | 250,000 |
ポッド | 50 |
ポッドあたりのセッション数 | 12,000 |
サイト | 15 |
ポッドあたりの Connection Server インスタンス数 | 7 |
Connection Server インスタンスの合計 | 350 |
以下のダイアグラムは、基本的な クラウド ポッド アーキテクチャ トポロジの例です。
このトポロジの例では、以前は別々のデータセンターでスタンドアロンだった 2 つのポッドが結合され、単一のポッド フェデレーションを形成しています。この環境のエンド ユーザーは、ニューヨークのデータセンターの Connection Server インスタンスに接続して、ロンドンのデータセンターにあるデスクトップまたはアプリケーションを受け取ることができます。
クラウド ポッド アーキテクチャ機能は、IPv6 環境ではサポートされません。
詳細については、『Horizon 7 でのクラウド ポッド アーキテクチャの管理』を参照してください。