クラウド ポッド アーキテクチャが機能するためには、Windows ファイアウォールで特定のネットワーク ポートを開く必要があります。接続サーバのインストール時に、必要なファイアウォール ルールをインストール プログラムのオプションで構成できます。これらのルールは、デフォルトで使用されるポートを開きます。インストール後にデフォルトのポートを変更する場合、またはネットワークに他のファイアウォールがある場合は、Windows ファイアウォールを手動で構成する必要があります。

表 1. 接続サーバのインストール時に開かれるポート
プロトコル TCP ポート 説明
HTTP 22389 グローバル データ レイヤーの LDAP レプリケーションに使用。共有データは、ポッド フェデレーション内の各接続サーバ インスタンスに複製されます。ポッド フェデレーション内の各接続サーバ インスタンスは、2 番目の LDAP インスタンスを実行して共有データを格納します。
HTTPS 22636 安全なグローバル データ レイヤーの LDAP レプリケーションに使用。
HTTPS 8472 View Interpod API (VIPA) 通信に使用。接続サーバ インスタンスは、VIPA 通信チャネルを使用して新しいデスクトップおよびアプリケーションの起動、既存デスクトップの検出、健全性ステータス データなどの情報の共有を行います。
注: Microsoft Windows Server では、すべての接続サーバ インスタンス間の通信用に動的なポート範囲を開いておく必要があります。Microsoft Windows では、これらのポートはリモート プロシージャ コール (RPC) および Active Directory レプリケーションの通常の動作で必要になります。動的ポート範囲の詳細については、『Microsoft Windows Server』のドキュメントを参照してください。