クラウド ポッド アーキテクチャ機能を利用することで、複数のポッドをまとめてリンクし、デスクトップとアプリケーションを仲介した単一の大きな環境を提供し、環境の管理を行います。
ポッドは、接続サーバ インスタンス、共有ストレージ、データベース サーバ一式と、デスクトップとアプリケーション プールをホストするために必要な vSphere およびネットワーク インフラストラクチャから構成されます。従来の Horizon 実装では、各ポッドの管理は個別に行われます。クラウド ポッド アーキテクチャ機能を使用すると、複数のポッドを参加させて、ポッド フェデレーションと呼ばれる単一の Horizon 実装を構成できます。
各ポッド フェデレーションは複数のサイトとデータセンターにわたって構成できるため、大規模の Horizon 環境を管理するうえで必要な作業を同時に簡易化できます。
以下のダイアグラムは、基本的な クラウド ポッド アーキテクチャ トポロジの例です。
このトポロジの例では、以前は別々のデータセンターでスタンドアロンだった 2 つのポッドが結合され、単一のポッド フェデレーションを形成しています。この環境のエンド ユーザーは、ニューヨークのデータセンターの Connection Server インスタンスに接続して、ロンドンのデータセンターにあるデスクトップまたはアプリケーションを受け取ることができます。