Horizon Console では、Horizon 7 に同時接続しているアクティブなユーザーを監視できます。[使用量の設定] パネルには、現在の使用量と過去の最も高い使用量が表示されます。これらの数値を使用して、製品ライセンスの使用状況を追跡できます。履歴使用状況データをリセットして、現在のデータで始めからやり直すこともできます。

Horizon 7 では、指定ユーザーのライセンス使用モデルと、同時ユーザーのライセンス使用モデルの 2 つを使用できます。Horizon 7 は、製品ライセンスのエディションや使用モデルの契約にかかわらず、環境内の指定ユーザーと同時ユーザーをカウントします。

指定ユーザーの場合、Horizon 7 は、Horizon 7 環境にアクセスした固有ユーザーの数をカウントします。指定ユーザーが複数の単一ユーザー デスクトップ、公開デスクトップおよび公開アプリケーションを実行すると、このユーザーは 1 回だけカウントされます。

指定ユーザーの場合、[使用量の設定] パネルの [現在] 列には、Horizon 7 環境を最初に構成してからのユーザー数、または指定ユーザー数を最後にリセットしてからのユーザー数が表示されます。[最高] 列は、指定ユーザーには該当しません。

同時ユーザーの場合、Horizon 7 は、セッションあたりの単一ユーザー デスクトップ接続数をカウントします。同時ユーザーが複数の単一ユーザー デスクトップを実行している場合、接続された各デスクトップ セッションは個別にカウントされます。

同時ユーザーの場合、公開デスクトップとアプリケーションの接続はユーザーごとにカウントされます。同時ユーザーが複数の公開デスクトップ セッションおよびアプリケーションを実行すると、このユーザーは 1 回だけカウントされます。各公開デスクトップやアプリケーションが別々の RDS ホストでホストされている場合であってもユーザーがカウントされるのは 1 回です。同時ユーザーが 1 台の単一ユーザー デスクトップの他に、さらに公開デスクトップとアプリケーションを実行していても、このユーザーがカウントされるのは 1 回だけです。

同時接続ユーザーの場合、[使用量の設定] パネルの [最大] 列には、並列デスクトップ セッションの最大数、公開デスクトップとアプリケーションのユーザー数が表示されます。カウントは Horizon 7 環境を最初に構成した時点、または最大数を最後にリセットした時点からのカウント数になります。

共同作業セッション数、およびセッションに接続していた共同作業ユーザー数を監視できます。

  • アクティブ - 共同作業セッション:セッション オーナーが複数のユーザーにセッションへの参加を招待した場合のセッション数です。例:John が 2 人のユーザーを自分のセッションに招待し、Mary が 1 人のユーザーを自分のセッションに招待しました。この行の値は 2 になります。招待されたユーザーがセッションに参加したかどうかは関係ありません。
  • アクティブ - 共同作業者の合計:共同作業セッションに接続したユーザーの合計数です。セッション オーナーおよびすべての共同作業ユーザーが含まれます。例:John は 2 人のユーザーを招待し、1 人だけがセッションに参加しました。Mary は 1 人のユーザーを招待しましたが、このユーザーはセッションには参加しませんでした。この行の値は 3 になります。John の共同作業セッションにはオーナーが 1 人と参加者が 1 人いました。Mary の共同作業セッションにはオーナーが 1 人で参加者はいませんでした。セッション オーナーがカウントされるため、共同作業者の合計数は、常に共同作業セッションの合計数と同等またはそれ以上になります。