グローバル クライアントの制限を設定すると、仮想デスクトップ、公開デスクトップ、公開アプリケーションの起動を特定のクライアントおよびバージョンに限定できます。

Horizon Console でグローバル クライアントの制限設定を行うには、[設定] > [グローバル設定] > [クライアントの制限の設定] の順に移動し、Horizon Client のバージョンを入力します。

Horizon Client はバージョン 4.5.0 以降にする必要があります。ただし、Horizon Client for Chrome はバージョン 4.8.0 以降にする必要があります。この機能が設定されている場合、以前のバージョンの Horizon Client はリモート デスクトップや公開アプリケーションに接続できません。

注: クライアントの制限の設定で制限できるのは、エンド ユーザーによるリモート デスクトップと公開アプリケーションの起動だけです。この機能を有効にしても、エンド ユーザーは Horizon 7 にログインできます。
表 1. クライアント セッションのグローバル クライアントの制限の設定
設定 説明
Horizon Client for Windows バージョン 4.5.0 以降の Horizon Client バージョン番号を入力します。
Horizon Client for Linux バージョン 4.5.0 以降の Horizon Client バージョン番号を入力します。
Horizon Client for Mac バージョン 4.5.0 以降の Horizon Client バージョン番号を入力します。
Horizon Client for iOS バージョン 4.5.0 以降の Horizon Client バージョン番号を入力します。
Horizon Client for Android バージョン 4.5.0 以降の Horizon Client バージョン番号を入力します。
Horizon Client for UWP バージョン 4.5.0 以降の Horizon Client バージョン番号を入力します。
Horizon Client for Chrome バージョン 4.8.0 以降の Horizon Client バージョン番号を入力します。
Horizon Client(HTML Access) バージョン 4.5.0 以降の Horizon Client バージョン番号を入力します。
追加のクライアントのブロック このオプションを選択すると、ホワイトリストに登録された た Horizon Client を除き、すべてのクライアント タイプでデスクトップまたは公開アプリケーションの起動がブロックされます。

ただし、エンド ユーザーが他のクライアント タイプを使用してデスクトップまたは公開アプリケーションを起動できるようにするには、該当するクライアント タイプを pae-AdditionalClientTypes LDAP 属性に追加し、そのクライアント タイプのブロック設定を回避する必要があります。

ADSI Edit ユーティリティを使用して、Connection Server の LDAP 属性を編集できます。

ADSI Edit ユーティリティでは、CN=CommonOU=GlobalOU=PropertiesDC=vdiDC=vmwareDC=int の下にある pae-AdditionalClientTypes LDAP 属性を使用できます。

メッセージ ユーザーがホワイトリストにないクライアント タイプまたはバージョンからデスクトップや公開アプリケーションを起動した場合に表示するメッセージを入力します。