vdmadmin コマンドと -S オプションを使用して、接続サーバ インスタンスまたはセキュリティ サーバのエントリを Horizon 7 の構成から削除できます。

構文

        vdmadmin
        -S [-b authentication_arguments] -r-s server

使用上の注意

高可用性を確保するため、Horizon 7 では接続サーバ グループ内に 1 つ以上のレプリカの接続サーバ インスタンスを構成できます。グループの接続サーバ インスタンスを無効にしても、そのサーバのエントリは Horizon 7 の構成内に存続します。

また、vdmadmin コマンドと -S オプションを使用して、セキュリティ サーバを Horizon 7 環境から削除することもできます。セキュリティ サーバを恒久的に削除せずにアップグレードまたは再インストールする予定がある場合は、このオプションを使用する必要はありません。

恒久的に削除するには、次のタスクを実行します。

  1. 接続サーバ インストーラを実行して、Windows Server コンピュータから接続サーバ インスタンスまたはセキュリティ サーバをアンインストールします。
  2. プログラムの追加と削除 ツールを実行して、Windows Server コンピュータから Adam Instance VMwareVDMDS プログラムを削除します。
  3. 別の接続サーバ インスタンスで、vdmadmin コマンドを使用して、アンインストールした接続サーバ インスタンスまたはセキュリティ サーバのエントリを構成から削除します。

元のグループの Horizon 7 構成を複製しないで、削除したシステムに Horizon 7 を再インストールする場合は、再インストールを実行する前に、元のグループのすべての接続サーバ ホストを再起動します。これにより、再インストールされた接続サーバ インスタンスは元のグループから構成の更新を受け取りません。

オプション

-s オプションは、削除する接続サーバ インスタンスまたはセキュリティ サーバの NetBIOS 名を指定します。

接続サーバ インスタンス connsvr3 のエントリを削除します。

vdmadmin -S -r -s connsvr3