View Composer データベースを SQL Server に追加した後、新しいデータベースへの ODBC 接続を構成して、View Composer サービスがこのデータ ソースに接続できるようにする必要があります。

View Composer 用に ODBC DSN を構成する場合、基盤のデータベース接続を環境に適切なレベルに設定します。データベース接続の安全設定の詳細については、SQL Server のドキュメントを参照してください。

基盤のデータベース接続で SSL 暗号化を使用する場合、信頼される CA によって署名されている SSL 証明書と一緒にデータベース サーバを構成することをお勧めします。自己署名証明書を使用した場合、データベース接続は中間者攻撃を受けやすくなります。

前提条件

以下で説明する手順を実行します。View Composer データベースを SQL Server に追加する

手順

  1. View Composer がインストールされるコンピュータで、[スタート] > [管理ツール] > [データ ソース(ODBC)] を選択します。
  2. [システム DSN] タブを選択します。
  3. [追加] をクリックし、リストから [SQL Native Client] を選択します。
  4. [終了] をクリックします。
  5. [Create a New Data Source to SQL Server(SQL Server に接続するための新規データ ソースを作成する)] セットアップ ウィザードで、View Composer データベースの名前と説明を入力します。
    例: ViewComposer
  6. [サーバ] テキスト ボックスに、SQL Server のデータベース名を入力します。
    host_name>¥server_name の形式を使用します。 host_name はコンピュータの名前で、 server_name は SQL Server インスタンスです。
    例: VCHOST1\VIM_SQLEXP
  7. [次へ] をクリックします。
  8. [SQL Server に接続して追加の構成オプションの既定設定を取得する] チェック ボックスがオンになっていることを確認し、認証オプションを選択します。
    オプション 説明
    統合 Windows 認証 SQL Server のローカル インスタンスを使用している場合は、このオプションを選択します。このオプションは信頼された認証とも呼ばれます。統合 Windows 認証は、SQL Server がローカル コンピュータ上で実行している場合にのみサポートされます。
    SQL Server 認証 SQL Server のリモート インスタンスを使用している場合は、このオプションを選択します。Windows NT 認証はリモート SQL Server ではサポートされません。

    SQL Server データベース権限を手動で設定しユーザーに割り当てている場合、そのユーザーの認証を行います。たとえば、ユーザー vcmpuser を認証します。それ以外の場合、sysadmin (SA)または sysadmin 権限を持つユーザー アカウントとして認証します。

  9. [次へ] をクリックします。
  10. [既定のデータベースを以下のものに変更する] チェック ボックスをオンにして、リストから View Composer データベースの名前を選択します。
    例: ViewComposer
  11. SSL を有効化して SQL Server 接続の構成を行う場合は、 [Microsoft SQL Server DSN 構成] ページに移動して、[強力なデータ暗号化を使用] を選択します。
  12. 終了し、[Microsoft ODBC データ ソース アドミニストレータ] ウィザードを閉じます。

次のタスク

新しい View Composer サービスをインストールします。View Composer サービスのインストールを参照してください。