制限付き資格を実装する前に、考慮事項と制限事項について理解しておく必要があります。
- 1 つの接続サーバ インスタンスまたはデスクトップ プールが、複数のタグを持つことができます。
- 複数の接続サーバ インスタンスおよびデスクトップ プールが、同じタグを持つことができます。
- すべての接続サーバ インスタンスは、タグを持たないデスクトップ プールにアクセスできます。
- タグを持たない接続サーバ インスタンスは、やはりタグを持たないデスクトップ プールにのみアクセスできます。
- セキュリティ サーバを使用する場合は、セキュリティ サーバと対になっている接続サーバ インスタンスに制限付き資格を構成する必要があります。セキュリティ サーバに制限付き資格を構成することはできません。
- あるタグがデスクトップ プールにまだ割り当てられていて、そのタグがただ 1 つの接続サーバ インスタンスに割り当てられている場合、その接続サーバ インスタンスでそのタグを変更または削除することはできません。
- 制限付き資格は、他のデスクトップ資格またはデスクトップ割り当てより優先されます。たとえば、ユーザーが特定のマシンに割り当てられていても、デスクトッ プールに割り当てられたタグが、ユーザーが接続されている接続サーバ インスタンスに割り当てられたタグと一致しない場合、ユーザーはそのマシンにアクセスできません。
- VMware Identity Manager からデスクトップへのアクセスを提供することを意図して接続サーバ制限を構成すると、これらのデスクトップが実際には制限されている場合でも VMware Identity Manager アプリケーションでユーザーにデスクトップが表示されることがあります。VMware Identity Manager ユーザーがデスクトップにログインを試みるとき、デスクトップ プールに割り当てられているタグが、ユーザーが接続する接続サーバ インスタンスに割り当てられているタグと一致しなければ、デスクトップは開始されません。