View Composer の再構成操作により、自動リンク クローン内のすべての RDS ホストのマシン イメージを更新できます。ハードウェア設定または親仮想マシンのソフトウェアを更新し、再構成操作を実行すると、ファーム内のすべての RDS ホストにその変更内容を伝えることができます。
RDS ホストのリンク クローンは親のレプリカにリンクされているため、リンク クローンに影響を与えずに親仮想マシンを変更できます。再構成操作では、古いレプリカが削除され、クローンのリンク先の新しいレプリカが作成されます。再構成により新しいリンク クローンが作成されますが、通常、使用ストレージの量は減少します。これは、リンク クローンはディスク ファイルのサイズが時間とともに増加するのが普通であるためです。
自動ファームを再構成することはできますが、ファーム内の RDS ホストを個々に再構成することはできません。現在のハードウェア バージョンよりも古いハードウェア バージョンへリンク クローンを再構成することはできません。
再構成操作は時間がかかることがあるため、可能であればオフピーク時に実行するようにスケジュール設定します。
前提条件
- 親仮想マシンのスナップショットがあることを確認します。再構成を行うときは、スナップショットを指定する必要があります。スナップショットは、現在の親仮想マシンに存在することもあれば、別のマシンに存在することもあります。
- 再構成操作のスケジュールを決定します。デフォルトでは、View Composer はすぐに操作を開始します。
ファームで一度にスケジュール設定できる再構成操作は 1 回だけです。複数のファームを同時に再構成することができます。
- 再構成操作が開始されたらただちにすべてのユーザーを強制的にログオフさせるか、それとも各ユーザーがログオフしてからそのユーザーのマシンを再構成するかを決定します。
ユーザーを強制的にログオフさせる場合、Horizon 7 は切断する前にユーザーに通知するため、ユーザーはアプリケーションを閉じてログオフすることができます。
- 最初のエラーでプロビジョニングを停止するかどうかを決定します。このオプションを選択した場合、View Composer がリンク クローンをプロビジョニング中にエラーが発生すると、プロビジョニングが停止します。このオプションを選択することにより、ストレージなどのリソースが不必要に消費されるのを防ぐことができます。
[最初のエラーで停止] オプションを選択しても、カスタマイズには影響を与えません。リンク クローン上でカスタマイズ エラーが発生しても、他のクローンのプロビジョニングとカスタマイズは続行されます。
- そのプロビジョニングが有効になっていることを確認します。プロビジョニングが無効の場合、Horizon 7 は、マシンが再構成後にカスタマイズされないようにします。
- レプリケートされた接続サーバ インスタンスが展開環境内に含まれる場合は、すべてのインスタンスが同一バージョンであることを確認します。
手順
結果
vCenter Server で、リンククローン仮想マシンの再構成操作の進捗を監視できます。