セッション共同作業機能を使用すると、他のユーザーを既存の Windows リモート デスクトップ セッションに招待できます。Linux デスクトップでセッション共同作業を設定するには、『Horizon 7 for Linux デスクトップのセットアップ』を参照してください。

セッション共同作業のシステム要件

セッション共同作業機能を使用するには、Horizon 環境が特定の要件を満たしている必要があります。

表 1. セッション共同作業のシステム要件
コンポーネント 要件
クライアント システム セッション オーナーおよびセッション共同作業者が 4.7 以降の Horizon Client for Windows、Mac、または Linux をクライアント システムにインストールしている必要があります。インストールしていない場合は、HTML Access 4.7 以降を使用してください。
Windows リモート デスクトップ Horizon Agent 7.4 以降を仮想デスクトップまたは公開アプリケーションの RDS ホストにインストールする必要があります。セッション共同作業機能をデスクトップ プールまたはファーム レベルで有効にしておく必要があります。デスクトップ プールのセッション共同作業機能を有効にする方法については、『Horizon 7 での仮想デスクトップのセットアップ』を参照してください。ファームのセッション共同作業機能を有効にする方法については、『Horizon 7 での公開されたデスクトップとアプリケーションのセットアップ』を参照してください。
Linux リモート デスクトップ Linux リモート デスクトップ要件については、『Horizon 7 for Linux デスクトップのセットアップ』を参照してください。
Connection Server Connection Server インスタンスはエンタープライズ ライセンスを使用します。
表示プロトコル VMware Blast

セッション共同作業機能を使用する方法については、『Horizon Client』ドキュメントを参照してください。

セッション共同作業のグループ ポリシーの設定

VMware View Agent 設定 ADMX テンプレート ファイル (vdm_agent.admx) の共同作業グループ ポリシー設定を使用して、セッション共同作業を設定します。セッション共同作業のポリシー設定を参照してください。

セッション共同作業機能の制限事項

共同作業セッションでは、次のリモート デスクトップ機能は使用できません。

  • USB リダイレクト
  • リアルタイム オーディオビデオ (RTAV)
  • マルチメディア リダイレクト
  • クライアント ドライブのリダイレクト
  • スマート カード リダイレクト
  • 仮想印刷
  • Microsoft Lync リダイレクト
  • ファイルのリダイレクトと「Dock に追加」機能
  • クリップボード リダイレクト

共同作業セッションでは、リモート デスクトップの解像度は変更できません。

同じクライアント コンピュータで複数の共同作業セッションを実行することはできません。