RDS 接続サーバのグループ ポリシー設定を使用すると、接続サーバのポリシーを設定できます。
Horizon 7 RDS グループ ポリシー設定は、 フォルダにインストールされています。
設定 | 説明 |
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Join RD Connection Broker | このポリシー設定では、RDS ホストが RDS ホストにインストールされた接続サーバのファームに参加するかどうかを指定します。RDS ホストの接続サーバは、ユーザー セッションを追跡し、ロードバランシングされた RDS ファームの既存セッションへの再接続をユーザーに許可します。RDS ホストの接続サーバに参加するには、リモート デスクトップ セッション ホスト ロール サービスが RDS ホストにインストールされている必要があります。 このポリシー設定を有効にすると、RDS ホストは「RD 接続ブローカ ファーム名を構成する」設定で指定されたファームに参加します。このファームは、「RD 接続ブローカ サーバ名を構成する」ポリシー設定に指定された接続サーバ上にあります。 このポリシー設定を無効にすると、RDS ホストは接続サーバのファームに参加せず、ユーザー セッションは追跡されません。この設定を無効にすると、リモート デスクトップ セッション ホスト構成ツールまたはターミナル サービス WMI プロバイダを使用して、接続サーバに参加するように RDS ホストを構成できなくなります。 このポリシー設定を構成しない場合、この設定はグローバル ポリシー レベルで指定されません。この場合、リモート デスクトップ セッション ホスト構成ツールまたはターミナル サービス WMI プロバイダを使用して、RDS ホストの接続サーバに参加するように RDS ホストを構成できます。
注:
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Configure RD Connection Broker farm name | このポリシー設定では、RDS ホストが参加する接続サーバのファーム名を指定します。接続サーバは、ファーム名を使用して、同じ RDS ファームにある RDS ホストを特定します。したがって、ロードバランシングされた同じファームの RDS ホストには、同じファーム名を使用する必要があります。ファーム名は、Active Directory ドメイン サービスの名前に対応していません。 新しいファーム名を指定すると、RDS ホストの新しいファームが接続サーバに作成されます。既存のファーム名を指定すると、RDS ホストは RDS ホストの接続サーバのファームに参加します。 このポリシー設定を有効にした場合、RDS ホストに接続サーバのファーム名を指定する必要があります。 このポリシー設定を無効にするか、構成しない場合、ファーム名はグループ ポリシー レベルで指定されません。この場合、リモート デスクトップ セッション ホスト構成ツールまたはターミナル サービス WMI プロバイダを使用してファーム名を調整できます。
注: Windows Server 2008 の場合、このポリシーを使用するには Windows Server 2008 Standard 以上が必要です。この設定は、「RD 接続ブローカーへの参加」と「RD 接続ブローカ サーバ名を構成する」の設定がともに有効で、グループ ポリシー、リモート デスクトップ セッション ホスト構成ツールまたはターミナル サービス WMI プロバイダで構成されていない限り、無効になります。
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Use IP Address Redirection | このポリシー設定では、クライアント デバイスがロードバランシングされた RDS ファームの既存のリモート デスクトップ サービス セッションに再接続するときのリダイレクト方法を指定します。この設定は、RDS ホストの接続サーバを使用する RDS ホストに適用されます。リモート デスクトップの接続サーバを使用するホストには適用されません。 このポリシー設定を有効にした場合、リモート デスクトップ サービス クライアントは RDS ホストの接続サーバにクエリを送信し、セッションがある RDS ホストの IP アドレスを使用して既存のセッションにリダイレクトします。このリダイレクト方法では、クライアント コンピュータが IP アドレスでファーム内の RDS ホストに直接接続できる必要があります。 このポリシー設定を無効にすると、RDS ホストの IP アドレスはクライアントに送信されません。代わりに、IP アドレスはトークンに埋め込まれます。クライアントがロード バランサに再接続すると、ルーティング トークンを使用してファーム内の正しい RDS ホストの既存セッションにクライアントがリダイレクトされます。ネットワークのロードバランス ソリューションで RDS ホストの接続サーバ ルーティング トークンを使用でき、ロード バランシングされたファーム内の RDS ホストに IP アドレスで直接接続しない場合にのみ、この設定を無効にしてください。 このポリシー設定を構成しないと、リモート デスクトップ セッション ホスト構成ツールの「IP アドレス リダイレクトを使用する」の設定が使用されます。デフォルトでは、リモート デスクトップ セッション ホスト構成ツールのこの設定は有効になっています。
注: Windows Server 2008 の場合、このポリシーを使用するには Windows Server 2008 Standard 以上が必要です。
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Configure RD Connection Broker Server name | このポリシー設定では、ロードバランシングされた RDS ファームの RDS ホストがユーザー セッションの追跡とリダイレクトに使用する接続サーバを指定します。指定する RDS ホストで接続サーバ サービスが実行されている必要があります。ロードバランシングされたファーム内のすべての RDS ホストは、同じ接続サーバを使用する必要があります。 このポリシー設定を有効にする場合、ホスト名、IP アドレスまたは完全修飾ドメイン名を使用して、RDS ホストの接続サーバを指定する必要があります。接続サーバに指定した名前または IP アドレスが無効な場合、RDS ホストのイベント ビューアにエラー メッセージが記録されます。 このポリシー設定を無効にするか、構成しない場合、リモート デスクトップ セッション ホスト構成ツールまたはターミナル サービス WMI プロバイダを使用して、RDS ホストの接続サーバ名または IP アドレスを調整できます。
注:
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Use RD Connection Broker load balancing | このポリシー設定では、RDS ホストの接続サーバでロード バランシング機能を使用し、RDS ファーム内のサーバ間で負荷分散を行うかどうかを指定します。 このポリシー設定を有効にすると、RDS ホストの接続サーバは、既存のセッションがないユーザーをファーム内でセッション数の最も少ないファームの RDS ホストにリダイレクトします。既存セッションのユーザーに対するリダイレクト動作の影響はありません。RDS ホストの接続サーバを使用するようにサーバを構成すると、既存セッションのユーザーはセッションがある RDS ホストにリダイレクトされます。 このポリシー設定を無効にすると、既存セッションのないユーザーは、接続した最初の RDS ホストにログインします。 このポリシー設定を構成しない場合、リモート デスクトップ セッション ホスト構成ツールまたはターミナル サービス WMI プロバイダを使用して、RDS ホストの接続サーバ ロード バランシングに参加するように、RDS ホストを構成できます。
注: このポリシー設定を有効にする場合、「RD 接続ブローカーへの参加」、「RD 接続ブローカー ファーム名を構成する」、「RD 接続ブローカ サーバ名を構成する」ポリシー設定も有効にする必要があります。
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