SDO (Simple Device Orientation) センサー リダイレクト機能は、クライアント デバイスの画面の向きの変化を検知し、それに応じてデバイスのビューを変更します。

SDO センサー リダイレクトは、Horizon Agent でソフトウェア アプリケーションと統合されています。アプリケーションで SimpleOrientationSensor クラス (https://docs.microsoft.com/en-us/uwp/api/windows.devices.sensors.simpleorientationsensor) を使用すると、クライアント デバイスの現在の向きに応じてコンテンツが表示されます。

SDO センサー リダイレクトのシステム要件

次のデバイスがサポートされます。
表 1. SDO センサー リダイレクトをサポートするデバイス
デバイス クライアント OS Windows OS サーバ プロトコル
Surface Book Windows 10 1709 Windows 10 1709(64 ビットまたは 32 ビット) PCoIP、Blast
Surface Pro Windows 10 1709

Windows 8.1

Windows 10 1709(64 ビットまたは 32 ビット) PCoIP、Blast

Horizon Agent のオペレーティング システムとしては、Windows 10(32 ビットと 64 ビット)のみがサポートされます。

SDO センサーのインストール

Horizon Agent インストーラでは、SDO センサー リダイレクトはカスタム セットアップのオプションです。デフォルトでは選択されていません。SDO センサー リダイレクトのインストールを選択する必要があります。SDO センサー リダイレクトのサイレント インストール プロパティについては、『Horizon 7 での仮想デスクトップのセットアップ』ドキュメントを参照してください。

SDO ドライバが機能するように、ローカル システムでセンサー サービスを有効にする必要があります。SDO センサーは、クライアント デバイスで有効にする必要があります。

ログ

SDO センサー リダイレクトの Horizon Client ログは、rdeSvc ログ ファイル %TEMP%\vmware-%USERNAME%\vmware-rdeSvc-x-xxxxx.log に記録されます。

SDO センサー リダイレクトの Horizon Agent ログは、rdeSvc ログ ファイル C:\Windows\Temp\vmware-SYSTEM*\vmware-rdeSvc-x-xxxx.log に記録されます。