Active Directory サーバに対する管理者権限がないドメイン ユーザーは、代わりにリモート デスクトップで Windows レジストリ キーに適切な値を設定して、Flash リダイレクトを構成できます。
この手順は、Flash リダイレクトの設定にグループ ポリシーを使用する代わりに使用できます。
前提条件
- リストに指定された URL のみが Flash コンテンツをリダイレクトするように、Web サイトのホワイト リストを編集します。Windows レジストリの設定を使用して、ブラック リストを有効にすることはできません。ブラック リストを有効にするには、Flash リダイレクトのグループ ポリシー設定を使用します。
- リモート デスクトップに Horizon Agent 7.0 以降、Flash Player、Internet Explorer 9、10 または 11 がインストールされていることを確認します。Flash リダイレクトのシステム要件を参照してください。
- クライアント システムに Horizon Client 4.0 以降と Flash Player ActiveX バージョンがインストールされていることを確認します。
手順
- Horizon Client を使用して、リモート デスクトップにアクセスします。
- リモート デスクトップで Windows レジストリ エディタ (regedit.exe) を開き、HKLM\Software\VMware, Inc.\VMware FlashMMR フォルダに移動して、[FlashRedirection] を 1 に設定します。
注: この設定により、Flash リダイレクト機能が有効になります。この設定が無効になっている場合(
HKLM\Software\Policies\VMware, Inc.\VMware FlashMMR で 0 に設定されている場合)、ドメイン全体で Flash リダイレクトが無効になります。この機能は、ドメイン管理者が有効にする必要があります。
- HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\VMware, Inc.\VMware FlashMMR フォルダに移動します。
このフォルダが存在しない場合は作成します。
- VMware FlashMMR フォルダで、[UrlWhiteList] というサブキーを作成します。
- [UrlWhiteList] キーを右クリックして、 の順に選択し、Flash リダイレクトを使用する Web サイトの URL を名前に入力します。
正規表現を使用できます。たとえば、
https://*.google.com と指定します。
[データ] の値は空白のままにします。
- (オプション) 新しいレジストリ値のデータ フィールドで、requireIECompatibility=true または appMode=0、あるいはその両方を追加します。
カンマを使用して 2 つの文字列を区切ります。デフォルトでは、Flash リダイレクトの実行中に外部インターフェイス サポートを有効にすると、パフォーマンスが低下する可能性があります。
appMode=0 を設定するとパフォーマンスが向上し、
appMode=1 を設定するとユーザーの操作性が向上する場合もあります。
- 追加の URL を追加するには、前の手順を繰り返してレジストリ エディタを終了します。
- リモート デスクトップでコマンド プロンプトを開き、%Program Files%\Common Files\VMware\Remote Experience ディレクトリに移動します。
- Internet Explorer にホワイト リストを追加するには、cscript mergeflashmmrwhitelist.vbs コマンドを実行します。
- Internet Explorer を再起動します。
requireIECompatibility=true パラメータ が設定されたサイトは、Internet Explorer の [互換表示] に追加されます。互換表示でサイトを確認するには、メニュー バーから
を選択します。
これらのサイトは、Internet Explorer の信頼済みサイトのリストにも追加されます。信頼済みサイトを確認するには、Internet Explorer のメニュー バーから の順に選択し、[セキュリティ] タブで [サイト] をクリックします。