VMware Horizon Client ドライブ リダイレクト ADMX テンプレート ファイル (vdm_agent_cdr.admx) に、クライアント ドライブのリダイレクト機能に関連するポリシー設定が含まれます。
クライアント ドライブ リダイレクトの設定は、グループ ポリシー管理エディタの
フォルダにあります。設定 | コンピュータ | ユーザー | プロパティ |
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Configure drive letter mapping mode | X | ドライブ文字のマッピング モードを指定します。この設定を有効にすると、次のいずれかのモードを選択できます。
ドライブ文字が競合した場合(マッピングするドライブ文字がエージェント マシンですでに使用されている場合など)、Z から A まで最初に使用可能なドライブ文字が使用されます。使用可能なドライブ文字がない場合、ドライブ文字は割り当てられません。 この設定は、[リダイレクトされたデバイスとドライブ文字を表示] グループ ポリシー設定が無効になっている場合にのみ使用できます。 |
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Define drive letter mapping table | X | この設定を有効にした場合、[表示] をクリックして、ドライブ文字のマッピング テーブルを定義できます。[値名] 列に、クライアント コンピュータのドライブ文字を入力します。対応する [値] 列に、エージェント マシンで使用するドライブ文字を入力します。 この設定は、[ドライブ文字のマッピング モードを構成] グループ ポリシー設定で [定義されたマッピング] を選択した場合にのみ使用できます。 |
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Display redirected device with drive letter | X | クライアント ドライブ リダイレクト機能でリダイレクトされるドライブのドライブ文字を表示するかどうかを指定します。 デフォルトでは、この設定は有効になっています。 |
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Timeout for drive letter initialization | X | クライアント ドライブ リダイレクト機能でリダイレクトされるドライブのドライブ文字を Windows エクスプローラが初期化して表示するまでの待機時間をミリ秒単位で指定します。 この設定が無効にされているか、構成されていない場合は、デフォルト値は 5,000 ミリ秒になります。 |
クライアント デバイスをフィルタリングするポリシー設定
クライアント ドライブ リダイレクトのデバイス フィルタリングの設定は、グループ ポリシー管理エディタの
フォルダにあります。デバイス フィルタリング機能は、Horizon Client for Windows、Mac、Linux バージョン 5.1 以降でのみ機能します。これらのデバイス フィルタリング ポリシーを設定した場合、他のクライアント(Android、iOS、Chrome、Horizon Client バージョン 5.0 以前など)でクライアント ドライブ リダイレクトが無効になります。
設定 | コンピュータ | ユーザー | プロパティ |
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Exclude Vid/Pid Device | X | 指定したベンダーと製品 ID のデバイスが、クライアント ドライブ リダイレクト機能から除外されます。 ID 番号は 16 進数で指定する必要があります。ID の各桁にワイルドカード文字 (*) を使用できます。複数のデバイスを区切るにはセミコロンを使用します。例: vid-0781_pid-554c;vid-0781_pid-**** デフォルト値は未定義です(デバイスは除外されません)。 この設定は、[Vid/Pid デバイスを含める] の設定よりも優先されます。
注: すべてのデバイスに対してクライアント ドライブ リダイレクトを無効にするには、
vid-****_pid-**** を指定します。
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Include Vid/Pid Device | X | クライアント ドライブ リダイレクト機能でリダイレクトするデバイスのベンダーと製品 ID を指定します。 ID 番号は 16 進数で指定する必要があります。ID の各桁にワイルドカード文字 (*) を使用できます。複数のデバイスを区切るにはセミコロンを使用します。例: vid-054C_pid-0099;vid-8888_pid-**** デフォルト値は未定義です(すべてのデバイスが対象になります)。 |