デフォルトでは、Windows Media MMR は、Windows 8 以降上で実行されている単一ユーザーのデスクトップ、あるいは Windows Server 2012 か 2012 R2 以降で実行されている公開デスクトップのネットワーク状態に適応します。Horizon Client とリモート デスクトップの間のネットワーク遅延が 29 ミリ秒以下の場合、ビデオは Windows Media MMR を使用してリダイレクトされます。ネットワーク遅延が 30 ミリ秒以上の場合、ビデオはリダイレクトされません。代わりに、ビデオは ESXi ホストでレンダリングされ、PCoIP を介してクライアントに送信されます。
この機能は Windows 8 以降の単一ユーザー デスクトップと、Windows Server 2012 または 2012 R2 以降 の公開デスクトップに適用されます。ユーザーはサポートされているクライアント システム、Windows 7、または Windows 8/8.1 を実行できます。
この機能は Windows 7 単一ユーザー デスクトップまたは Windows Server 2008 R2 公開デスクトップには適用されません。これらのゲスト オペレーティング システムで、Windows Media MMR はネットワーク遅延と関わりなく常にマルチメディア リダイレクトを実行します。
デスクトップ上で RedirectionPolicy レジストリ設定を構成して、ネットワーク遅延に関係なく Windows Media MMR がマルチメディア リダイレクトを実行するように強制することで、この機能を上書きできます。