クラウド ポッド アーキテクチャ 機能は、標準の Horizon 7 コンポーネントを使用してクロスデータセンター管理を提供しています。クラウド ポッド アーキテクチャ 機能を使用することで、複数のポッドをまとめてリンクし、デスクトップとアプリケーションの仲介および管理のための単一の大規模環境を形成できます。ポッドは、複数の接続サーバ インスタンス、共有ストレージ、データベース サーバ、vSphere およびデスクトップやアプリケーション プールのホストに必要なネットワーク インフラストラクチャで構成されます。
次の手順で クラウド ポッド アーキテクチャ 環境をアップグレードします。
- 接続サーバ インスタンスを 1 つずつアップグレードする通常の手順に従って、ポッド内のすべての接続サーバ インスタンスをアップグレードします。
- ポッド フェデレーション内の他のポッドにも同じ手順を繰り返し、各ポッドを 1 つずつアップグレードします。
アップグレード中は、Horizon 7 の最新バージョンを使用する接続サーバ インスタンスと、以前のバージョンを使用する接続サーバ インスタンスが混在する状態になります。このような異なるバージョンが混在する環境は、Horizon 7 バージョン 7.4 でサポートされますが、新機能は動作しません。たとえば、アップグレード済みのサーバ上の Horizon Administrator では表示される新機能がアップグレードされていないサーバ上の Horizon Administrator では表示されません。
クラウド ポッド アーキテクチャ 環境の設計とセットアップについては、『Horizon 7 でのクラウド ポッド アーキテクチャの管理』を参照してください。