ESXi ホストをメンテナンス モードにすると、インスタント クローンがあるホストのメンテナンスを実行できます。ESXi ホストをメンテナンス モードにするには、vSphere Web Client を使用します。
Horizon 7 バージョン 7.13 以降では、ESXi ホストをメンテナンス モードにする前に、VMware Update Manager が ESXi ホストを更新できるようにインスタント クローンの親仮想マシンを無効にすることができます。親仮想マシンを無効にすると、Horizon 7 は親仮想マシンを自動的に削除します。これにより、手動で操作を行わなくても、ホストがメンテナンス モードに切り替わります。新しいインスタント クローンが親仮想マシンなしでプロビジョニングされます。Horizon 7 は、vTPM で構成されたインスタント クローンにスマート プロビジョニングを使用しません。クラスタで親仮想マシンを選択して無効にするには、ナレッジベースの記事KB80369を参照してください。
NVIDIA GRID vGPU で設定されたインスタント クローンでは、機能性を損なうことなく、別のホストの vMotion を実行できます。
インスタント クローン ユーティティの使用方法については、インスタントクローン メンテナンス ユーティリティを参照してください。
注: ESXi ホストがメンテナンス モードに入った後で、ESXi ホストが開始または終了処理を実行してから 5 分ほど待機してからインスタント クローンの操作を行ってください。
手順
- Horizon Console で、 の順に選択します。
- リストからサーバを選択し、[その他] をクリックして、[親仮想マシンを無効にする] 選択します。
- vSphere Web Client にログインします。
- メンテナンス モードに切り替える ESXi ホストを選択して、 の順にクリックします。
次のタスク
VMware Update Manager の処理が完了したら、サーバで親仮想マシンを有効にできます。