リモート デスクトップの展開のためにゲスト OS を準備する特定のタスクを実行する必要があります。
手順
- vSphere Client で、仮想マシンが存在する vCenter Server システムにログインします。
- 仮想マシンを右クリックし、[パワー] を選択し、[パワーオン] を選択して仮想マシンを起動します。
- 仮想マシンを右クリックし、[ゲスト] を選択し、[VMware Tools のインストール/アップグレード] を選択して最新バージョンの VMware Tools をインストールします。
注: 仮想印刷機能は、
Horizon Agent からインストールする場合に限ってサポートされます。VMware Tools でインストールした場合、仮想印刷はサポートされません。
- 信頼できる時刻ソースと仮想マシンが同期していることを確認します。
ゲストは通常、他の時刻同期方法ではなく、VMware Tools の時刻同期方法を使用します。VMware Tools のオンライン ヘルプに、ゲストとホストの間の時刻同期の構成に関する情報が提供されています。
Windows ドメインに参加している Windows ゲストは、Windows タイム サービスを使用してドメイン コントローラと時刻の同期を行います。これらのゲストの場合、これが適切な時刻同期方法であり、VMware Tools の時刻同期は使用できません。
ゲストが時刻を同期する方法は 1 つしかありません。たとえば、Windows ドメインに参加していない Windows ゲストは、Windows タイム サービスを無効にする必要があります。
重要: 時刻同期に依存しているホストは、組み込みの NTP クライアントを使用して信頼できる時刻ソースと自身を同期する必要があります。クラスタ内のすべてのホストが同じ時刻ソースを使用していることを確認します。
注: Windows ドメイン コントローラには、VMware Tools の時刻同期または他の信頼できる時刻ソースを使用できます。フォレスト内のすべてのドメイン コントローラと、フォレスト間で信頼関係が構築されているフォレストのドメイン コントローラは、同じ時刻ソースを使用するように構成する必要があります。
- サービス パックと更新プログラムをインストールします。
- ウイルス対策ソフトウェアをインストールします。
- スマート カード認証を使用する場合は、スマート カード ドライバなど、その他のアプリケーションおよびソフトウェアをインストールします。
ThinApp アプリケーションを含むカタログを提供するために VMware Identity Manager を使用する予定である場合、VMware Identity Manager for Windows をインストールする必要があります。
重要: Microsoft .NET Framework をインストールする場合は、
Horizon Agent をインストールした後にインストールする必要があります。
- Horizon Client デバイスが PCoIP 表示プロトコルを使用して仮想マシンに接続する場合は、[ディスプレイの電源を切る] の電源オプションを [なし] に設定します。
この設定を無効にしない場合は、省電力モードが開始されたときに、ディスプレイが最後の状態でフリーズしたように見えます。
- Horizon Client デバイスが PCoIP 表示プロトコルで仮想マシンに接続する場合、 の順に選択し、[視覚効果] の設定を [パフォーマンスを優先する] に設定します。
[パフォーマンスを優先する] または
[コンピュータにとって何が最も優先されるかの選択を Windows に任せる] と呼ばれる設定を代わりに使用すると、Windows はパフォーマンスの代わりに外観を選択し、パフォーマンスに悪影響を及ぼします。
- ネットワーク環境でプロキシ サーバが使用されている場合は、ネットワーク プロキシの設定を構成します。
- ネットワーク接続のプロパティを構成します。
- 固定 IP アドレスを割り当てるか、または DHCP サーバによって IP アドレスが割り当てられるように指定します。
Horizon 7 は、
Horizon 7 デスクトップのリンクローカル (169.254.x.x) アドレスをサポートしていません。
- 優先および代替 DNS サーバ アドレスを Active Directory サーバ アドレスに設定します。
- (オプション) 仮想マシンをリモート デスクトップ用の Active Directory ドメインに参加させます。
インスタント クローンまたは View Composer リンク クローンを作成するための親またはマスター イメージの仮想マシンは、デスクトップ マシンが参加するドメインと同じ Active Directory ドメインに属するか、ワークグループのメンバーである必要があります。
- 仮想マシンへのリモート デスクトップ接続を許可するように Windows ファイアウォールを構成します。
- (オプション) ホット プラグ PCI デバイスを無効にします。
この手順は、ユーザーが仮想マシンから仮想ネットワーク デバイス(vNIC)を誤って切断することを防ぎます。
- (オプション) ユーザー カスタマイズ スクリプトを構成します。