インスタントクローン デスクトップ プールのクローンは、同じイメージを基準にしています。インスタント クローンが作成されるとき、デスクトップ プールは、データストア全体へ自動的に再調整されます。
イメージの公開は、インスタント クローンに必要な内部仮想マシンをマスター イメージとそのスナップショットから作成するプロセスです。このプロセスは、イメージごとに 1 回だけ実行されます。また、処理に時間がかかる場合があります。インスタントクローン デスクトップ プールの作成には、次の操作が伴います。
- Horizon 7 は、選択するイメージを公開します。vCenter Server では、4 つのフォルダ(ClonePrepInternalTemplateFolder、ClonePrepParentVmFolder、ClonePrepReplicaVmFolder、および ClonePrepResyncVmFolder)が作成され(存在しない場合)、またクローン作成に必要とされるいくつかの内部仮想マシンが作成されます。Horizon Administrator では、デスクトップ プールの [サマリ] タブでこの処理の進捗状況を確認できます。公開中、保留しているイメージ ペインには、イメージの名前や状態が表示されます。
注: 4 つのフォルダ、またはフォルダに含まれる内部仮想マシンを変更しないでください。変更するとエラーが発生することがあります。内部仮想マシンは、必要がなくなると削除されます。通常、プールの削除またはプッシュイメージ操作を実行した後、これらの仮想マシンは 5 分以内に削除されます。ただし、場合によっては削除されるまでに最長 30 分かかることがあります。4 つのフォルダのすべてに内部仮想マシンがなく、これらのフォルダが保護されていない場合、これらのフォルダを削除できます。
- クローンが作成されます。このプロセスは高速で実行されます。プロセスの進行中、Horizon Administrator の現在のイメージ ペインには、イメージの名前や状態が表示されます。
プールが作成された後は、プッシュイメージ操作によりイメージを変更できます。プールの作成と同様に、新しいイメージは最初に公開されます。次にクローンが再作成されます。
プールを編集してデータストアを追加したり削除したりする場合、新しいクローンが作成されるとき、仮想マシンの再調整を自動的に実行します。より高速に再分散を実行するには、次の操作を実行します。
- データストアを削除する場合は、そのデータストア上のデスクトップを手動で削除します。これにより、新しいデスクトップが残りのデータストアで作成されます。
- データストアを追加する場合は、元のデータストアから一部のデスクトップを手動で削除します。これにより、新しいデスクトップが新しいデータストアで作成されます。また、すべてのデスクトップを削除したり、または単に同じイメージを使用してプッシュ イメージを実行できます。これにより、クローンが再作成されるときに、データストア全体で均等にデスクトップが分散されます。