内部仮想マシン デバッグ モードを使用すると、インスタント クローン デスクトップ プールの内部仮想マシンをトラブルシューティングできます。内部仮想マシン デバッグ モードでは、失敗した内部仮想マシンを削除する前に仮想マシンを分析できます。インスタント クローン デスクトップ プールを作成する前に、内部仮想マシンのデバッグ モードを有効にする必要があります。
手順
- vSphere Web Client でマスター仮想マシンを選択し、 の順にクリックします。
[構成パラメータ] ウィンドウに、パラメータ名と値のリストが表示されます。
- [構成パラメータ] ウィンドウで、cloneprep.debug.mode パラメータを検索します。
マスター仮想マシンに
cloneprep.debug.mode パラメータが定義されていない場合には、パラメータ名として
cloneprep.debug.mode を追加し、値に ON または OFF を設定します。マスター仮想マシンに
cloneprep.debug.mode パラメータが定義されている場合には、パラメータ値を ON または OFF に変更できます。
- 内部仮想マシンの内部仮想マシン デバッグ モードを有効または無効にします。
- 内部仮想マシン デバッグ モードを有効にするには、cloneprep.debug.mode の値を ON に設定します。内部仮想マシン デバッグ モードを有効にすると、内部仮想マシンはロックされず、Connection Server で削除できなくなります。
- 内部仮想マシン デバッグ モードを無効にするには、cloneprep.debug.mode の値を OFF に設定します。内部仮想マシン デバッグ モードを無効にすると、内部仮想マシンはロックされ、Connection Server で削除できるようになります。
準備、プロビジョニング、再同期、準備解除などのインスタント クローン操作の場合、内部仮想マシンはマスター仮想マシンに設定された値を使用します。内部仮想マシン デバッグ モードを無効にしないと、仮想マシンは削除されるまで vSphere に残ります。インスタント クローン アクションのデバッグを行う場合も、内部仮想マシンにログインしてインスタント クローンのログを表示できます。インスタント クローンのアクションでさらにデバッグを行う方法については、次の VMware ナレッジベースの記事も参照してください。