仮想デスクトップで再起動操作を実行すると、仮想マシンのオペレーティング システムのグレースフル再起動が実行されます。仮想マシンでリセット操作を実行すると、オペレーティング システムのグレースフル再起動は実行されず、仮想マシンのパワーオフとパワーオンが即時実行されます。

表 1. リセット機能と再起動機能
プール タイプ リセット機能

(プール、マシン、セッション、Horizon Client)

再起動機能

(プール、マシン、セッション、Horizon Client)

手動プール 仮想マシンのリセット(仮想マシンのパワーオフとパワーオン) 仮想マシンの再起動(OS のグレースフル再起動)
フル クローン プール(専用プールとフローティング プール、[ログオフ時に削除] オプションは無効) 仮想マシンのリセット(仮想マシンのパワーオフとパワーオン) 仮想マシンの再起動(OS のグレースフル再起動)
フル クローン プール(フローティング プール、[ログオフ時に削除] オプションは有効) [仮想マシンのパワーオフ] > [仮想マシンの削除] > [新規仮想マシンの作成] > [パワーオン] [OS のグレースフル シャットダウン] > [仮想マシンの削除] > [新規仮想マシンの作成] > [パワーオン]
リンク クローン プール(専用プールとフローティング プール、[ログオフ時に更新] と [ログオフ時に削除] オプションは無効) 仮想マシンのリセット(パワーオフとパワーオン) 仮想マシンの再起動(OS のグレースフル再起動)
リンク クローン プール(フローティング プール、[ログオフ時に更新] オプションは有効) [仮想マシンのパワーオフ] > [仮想マシンの更新] > [パワーオン] [OS のグレースフル シャットダウン] > [仮想マシンの更新] > [パワーオン]
リンク クローン プール(フローティング プール、[ログオフ時に削除] オプションは有効) [仮想マシンのパワーオフ] > [仮想マシンの削除] > [新規仮想マシンの作成] > [パワーオン] [OS のグレースフル シャットダウン] > [仮想マシンの削除] > [新規仮想マシンの作成] > [パワーオン]
インスタント クローン プール(フローティング プール) [仮想マシンのパワーオフ] > [仮想マシンの削除] > [新規仮想マシンの作成] > [パワーオン] [OS のグレースフル シャットダウン] > [仮想マシンの削除] > [新規仮想マシンの作成] > [パワーオン]
インスタント クローン プール(専用プール) [再同期] [再同期]
公開されたデスクトップ プール NA(未サポート) NA(未サポート)
注: 再起動機能は、Horizon Client 4.4 以降で使用できます。

手順

  1. Horizon Administrator で、[リソース] > [マシン] の順に選択します。
  2. [vCenter 仮想マシン] タブで、仮想デスクトップの再起動または仮想マシンのリセットを選択します。
    オプション 説明
    デスクトップの再起動 仮想マシンを再起動します。オペレーティング システムのグレースフル再起動が実行されます。この操作は、vCenter Server 仮想マシンが含まれる自動プールまたは手動プールにのみ適用されます。
    仮想マシンをリセット 仮想マシンをリセットします。オペレーティング システムのグレースフル再起動は実行されません。この操作は、vCenter Server 仮想マシンが含まれる自動プールまたは手動プールにのみ適用されます。
  3. [OK] をクリックします。