Horizon Persona Management 機能により、ユーザーが Horizon 7 デスクトップにログインするときに、ユーザーのリモート プロファイルが動的にダウンロードされます。安全な中央管理のリポジトリにユーザー プロファイルを保存するよう、Horizon 7 を構成することができます。Horizon 7 により、ユーザーが必要なときに適宜、個人設定情報がダウンロードされます。
Horizon Persona Management は、Windows 移動プロファイルの代替機能です。Horizon Persona Management により機能が拡張し、Windows 移動プロファイルよりもパフォーマンスが向上します。
Horizon 7 内で個人設定をすべて構成し管理できます。Windows 移動プロファイルを構成する必要はありません。Windows 移動プロファイル構成がある場合、Horizon 7 で既存のリポジトリ構成を使用できます。
ユーザー プロファイルは、Horizon 7 デスクトップから独立しています。ユーザーが任意のデスクトップにログインすると、同じプロファイルが表示されます。
たとえば、ユーザーが流動割り当て、リンク クローン デスクトップ プールにログインし、デスクトップの背景と Microsoft Word の設定を変更するとします。ユーザーが次のセッションを開始すると、仮想マシンは異なりますが、ユーザーには同じ設定が表示されます。
ユーザー プロファイルはユーザーが生成したさまざまな情報から構成されます。
- ユーザー固有のデータおよびデスクトップ設定
- アプリケーション データおよび設定
- ユーザー アプリケーションで構成された Windows レジストリ エントリ
ThinApp アプリケーションでデスクトップをプロビジョニングする場合、ThinApp サンドボックス データをユーザー プロファイルに保存し、ユーザーとともに移動することが可能です。
- ログイン時に、Horizon 7 により、ユーザー レジストリ ファイルのような Windows に必要なファイルのみがダウンロードされます。その他のファイルは、ユーザーやアプリケーションがローカルのプロファイル フォルダからそれらを開くときに、ローカル デスクトップにコピーされます。
- ローカル プロファイルの最近の変更は Horizon 7 によって通常数分に 1 回、リモート リポジトリにコピーされます。デフォルトは 10 分ごとです。ローカル プロファイルのアップロード頻度を指定することができます。
- ログオフ時には、前回のレプリケーション以降に更新されたファイルのみがリモート リポジトリにコピーされます。