[セッション] タブで [コンピュータ名] オプションのユーザー名をクリックすると、セッションの詳細が [詳細] タブに表示されます。Horizon Client、仮想または公開デスクトップ、CPU とメモリの詳細を確認できます。

クライアント

Horizon Client のタイプに応じて情報が表示されます。ユーザー名、Horizon Client のバージョン、クライアント マシンの IP アドレス、クライアント マシンのオペレーティング システムなどの詳細が表示されます。

注: Horizon Agent をアップグレードした場合、 Horizon Client も最新バージョンにアップグレードする必要があります。それ以外の場合、 Horizon Client のバージョンは表示されません。 Horizon Clientのアップグレードの詳細については、『 Horizon 7 のアップグレード』ドキュメントを参照してください。

仮想マシン

仮想デスクトップまたは公開デスクトップに関する情報が表示されます。

表 1. 仮想マシンの詳細
オプション 説明
[コンピュータ名]

デスクトップ セッションの名前。

[エージェント バージョン] Horizon Agent のバージョン。
[OS バージョン] オペレーティング システムのバージョン。
[接続サーバ] セッションが接続している接続サーバ。
[プール]

デスクトップ プールの名前

[vCenter Server] vCenter Server の IP アドレス。
[セッション状態] デスクトップ セッションの状態。セッションの状態は接続または切断です。
[セッションの期間] セッションが接続サーバと接続していた期間。
[状態の継続期間] セッションが同じ状態を継続した時間。
[ログイン時間] セッションにログインしたユーザーのログイン時間。
[ログインの継続期間]

ユーザーが Linux デスクトップにログインしている時間。

ユーザー操作性の評価基準

VMware Blast 表示プロトコルを使用する仮想または公開デスクトップ セッションのパフォーマンスの詳細が表示されます。これらのパフォーマンスの詳細を表示するには、[詳細] をクリックします。これらの詳細を更新するには、更新アイコンをクリックします。

表 2. Blast 表示プロトコルの詳細
オプション 説明
[フレーム レート] Blast セッションのフレーム率(1 秒あたりのフレーム数)。
[Skype の状態]

Linux デスクトップ セッションの場合、このオプションは N/A と表示されます。

[Blast セッション カウンタ]
  • [推定バンド幅(アップリンク)]。アップリンク シグナルの推定バンド幅。
  • [パケット損失(アップリンク)]。アップリンク シグナルのパケット損失率。
[Blast イメージング カウンタ]
  • [送信バイト]。Blast セッションで転送されたイメージング データの合計バイト数。
  • [受信バイト]。Blast セッションで受信したイメージング データの合計バイト数。
[Blast オーディオ カウンタ]
  • [送信バイト]。Blast セッションで転送されたオーディオ データの合計バイト数。
  • [受信バイト]。Blast セッションで受信したオーディオ データの合計バイト数。
[Blast CDR カウンタ]
  • [送信バイト]。Blast セッションで転送されたクライアント ドライブ リダイレクトの合計バイト数。
  • [受信バイト]。Blast セッションで受信したクライアント ドライブ リダイレクトの合計バイト数。

CPU とメモリ使用量、ネットワークとディスクのパフォーマンス

仮想/公開デスクトップの CPU とメモリの使用量や、Blast 表示プロトコルのネットワークまたはディスク パフォーマンスがグラフで表示されます。

注: Horizon Agent デスクトップの起動または再起動後すぐに、パフォーマンス グラフにタイムラインが表示されない場合があります。数分後にタイムラインが表示されます。
表 3. CPU 使用率
オプション 説明
[セッションの CPU] 現在のセッションの CPU 使用率。
[ホストの CPU] セッションが割り当てられている仮想マシンの CPU 使用率。
表 4. メモリ使用率
オプション 説明
[セッションのメモリ] 現在のセッションのメモリ使用量。
[ホストのメモリ] セッションが割り当てられている仮想マシンのメモリ使用量。
表 5. ネットワークのパフォーマンス
オプション 説明
[遅延] PCoIP または Blast セッションの遅延がグラフで表示されます。

遅延時間はラウンドトリップ時間(ミリ秒単位)です。この遅延時間を追跡するパフォーマンス カウンタは、[VMware Blast セッション カウンタ] > [RTT] です。

表 6. ディスクのパフォーマンス
オプション 説明
[読み取り] 1 秒あたりの読み取りの入出力 (I/O) 操作の数。
[書き込み] 1 秒あたりの書き込み I/O 操作の数。
[ディスクの遅延時間] ディスク遅延のグラフが表示されます。ディスク遅延は、Windows パフォーマンス カウンタから取得した入出力操作/秒 (IOPS) データの時間(ミリ秒)時間です。
[平均読み取り] 1 秒あたりのランダム読み取り I/O 操作の平均数。
[平均書き込み] 1 秒あたりのランダム書き込み I/O 操作の平均数。
[平均の遅延時間] Windows パフォーマンス カウンタから取得した IOPS データの平均遅延時間(ミリ秒)。

セッション ログイン セグメント

ログインの継続時間とログイン時に作成されたセグメントが表示されます。

表 7. セッション ログイン セグメント
オプション 説明
[ログインの継続期間]

期間は、ユーザーがデスクトップ プールをクリックしてから Linux デスクトップにログインするまでの時間で計算されます。

[セッション ログイン時間] ユーザーがセッションにログインしていた期間。
[ログイン セグメント] ログイン時に作成されたセグメントが表示されます。
  • [仲介]。接続サーバがセッションの接続または再接続を処理する時間の合計。ユーザーがデスクトップ プールをクリックしてからトンネル接続が確立するまでの時間で計算されます。ユーザー認証、マシンの選択、トンネル接続を確立に必要なマシンの準備など、接続サーバのタスクの所要時間が含まれます。
  • [インタラクティブ]。Horizon Agent がセッションの接続または再接続を処理する時間の合計。Blast Extreme がトンネル接続を開始してからユーザーが Linux デスクトップにログインするまでの時間で計算されます。
  • [プロトコルの接続]。ログインで PCoIP または Blast プロトコル接続の完了にかかった合計時間。
  • [ログイン スクリプト]。ログイン スクリプトが開始してから完了するまでの合計時間。
  • [認証]。接続サーバがセッションの認証にかかった合計時間。
  • [仮想マシンの開始]。仮想マシンの起動にかかった合計時間。この時間には、オペレーティング システムの起動、サスペンド状態のマシンの再開、Horizon Agent が接続準備完了通知の送信にかかる時間が含まれます。