仮想マシンのクローンを作成する前に、クローンの基準となる仮想マシン テンプレートを作成する必要があります。
手順
- vSphere Web Client または vSphere Client で新しい仮想マシンを作成します。
- カスタム構成オプションを構成します。
- 仮想マシンを右クリックし、[設定の編集] をクリックします。
- vCPU の数と vMemory のサイズを指定します。
お使いの Linux ディストリビューションのインストール ガイドに記載されている vCPU と vMemory サイズのガイドラインに従ってください。
たとえば、Ubuntu 18.04 では、2048 MB の vMemory と 2 台の vCPU を構成することが指定されています。
- [ビデオ カード] を選択して、ディスプレイの数とビデオ メモリ (vRAM) の合計を指定します。
VMware のドライバを使用し、2D グラフィックスを使用する仮想マシンについては、vSphere Web Client で vRAM のサイズを設定します。vRAM のサイズは、NVIDIA のドライバを使用する vDGA や NVIDIA GRID vGPU マシンには影響しません。
2D グラフィックスの仮想マシン設定 のガイドラインに従ってください。ビデオ メモリ計算ツールは使用しないでください。
- 仮想マシンをパワーオンして、Linux ディストリビューションをインストールします。
- たとえば、ViewUser など root 権限のあるユーザーを作成します。このユーザーは、Horizon Agent のインストールとアンインストールにのみ使用されます。
- /etc/sudoers を編集して、行
ViewUser ALL=(ALL) NOPASSWD:ALL
を追加します。
/etc/sudoers のこの行では、ViewUser として sudo を実行するためにパスワードは必要ありません。この章で説明しているようにサンプル スクリプトを実行して Horizon Agent をインストールする場合、入力として ViewUser を指定します。
- Linux ディストリビューションが RHEL、CentOS、または NeoKylin である場合、/etc/sudoers を編集して、次の行をコメント アウトします。
Defaults requiretty
Defaults !visiblepw
- Linux ディストリビューションが RHEL/CentOS 8.x,、RHEL/CentOS 7.x または SLED/SLES 12.x でない場合は、VMware Tools をインストールします。
RHEL/CentOS 8.x、RHEL/CentOS 7.x、SLED/SLES 12.x には、デフォルトで Open VM Tools がインストールされています。
- 依存パッケージをインストールして設定します。
- Linux ディストリビューションでバージョン 9.10 より前の Open VM Tools が実行されている場合は、deployPkg プラグインをインストールします。
- Linux ディストリビューションが Ubuntu の場合、次のナレッジベース (KB) の記事を参照して、仮想マシンにインストールして設定する依存パッケージを確認してください。
- RHEL と CentOS の場合は、[ネットワーク接続] 設定の [自動接続] を有効にします。
- Active Directory 統合タスクを実行します。
- グラフィックスをセットアップする手順を実行します。
- Horizon Agent をインストールします。
- Horizon 7 構成ファイルを使用して追加構成を実行します。
- 仮想マシンをシャットダウンして、スナップショットを作成します。