vDGA を使用するように RHEL 6.x 仮想マシンを構成するには、PCI デバイスを仮想マシンに追加する必要があります。この手順によって、ESXi ホストの物理デバイスをパススルーして仮想マシンで使用できるようになります。

前提条件

手順

  1. sudo 権限で構成されたローカル ユーザーとして、RHEL 6.x ゲスト OS にログインします。
  2. vSphere Web Client で、[仮想マシン ハードウェア] タブで仮想マシンを選択して、[設定編集] をクリックします。
  3. [新規デバイス] メニューで、[PCI デバイス] を選択します。
  4. [追加] をクリックして、ドロップダウン メニューから PCI デバイスを選択します。
  5. [すべてのメモリを予約] をクリックして、[OK] をクリックします。
    GPU が vDGA をサポートできるようにするには、すべての仮想マシンのメモリを予約する必要があります。
  6. 仮想マシンをパワーオンして、vSphere コンソールを開いてマシンに接続します。
  7. NVIDIA GRID デバイスが仮想マシンにパススルーされていることを確認します。
    ターミナル ウィンドウを開き、次のコマンドを実行します。
    lspci | grep NVIDIA
    XX:00.0 VGA 互換のコントローラが表示されます。例:
    NVIDIA Corporation GK104GL [GRID K2]