RDS ホストのタイムゾーンとユーザーのタイムゾーンが異なる場合、デフォルトでは、そのユーザーが公開デスクトップに接続するときに RDS デスクトップには RDS ホストのタイムゾーンの時間が表示されます。タイムゾーン リダイレクト グループ ポリシー設定を有効にすることにより、公開デスクトップにローカル タイムゾーンの時間を表示することができます。このポリシー設定はアプリケーション セッションにも適用されます。
前提条件
- Active Directory サーバでグループ ポリシー管理機能が使用できることを確認します。
グループ ポリシー管理コンソールを開く手順は、Windows 2012、Windows 2008、および Windows 2003 Active Directory の各バージョンによって異なります。『Horizon 7 でのリモート デスクトップ機能の構成』にある「Horizon グループ ポリシーの GPO の作成」を参照してください。
- Horizon 7 RDS ADMX ファイルが Active Directory に追加されていることを確認します。『Horizon 7 でのリモート デスクトップ機能の構成』の「リモート デスクトップ サービス ADMX ファイルを Active Directory へ追加」を参照してください。
- グループ ポリシー設定について理解しておきます。『Horizon 7 でのリモート デスクトップ機能の構成』の「RDS デバイスおよびリソースのリダイレクトの設定」を参照してください。
手順
- Active Directory サーバで、グループ ポリシー管理コンソールを開きます。
- ドメインと [グループ ポリシー オブジェクト] を展開します。
- グループ ポリシー設定用に作成した GPO を右クリックし、[編集] を選択します。
- グループ ポリシー管理エディタで、 の順に移動します。
- 設定 [タイム ゾーン リダイレクトの許可] を有効にします。