自己署名 TLS サーバ証明書は、改ざんや盗聴の脅威から Horizon Client を十分に保護することができません。デスクトップをこれらの脅威から保護するには、生成された自己署名証明書を置き換える必要があります。

インストール後に View Agent Direct-Connection プラグインを初めて起動すると、自己署名 TLS サーバ証明書が自動的に生成され、Windows 証明書ストアに置かれます。TLS プロトコル ネゴシエーション中に TLS サーバ証明書が Horizon Client に提示され、このデスクトップについての情報がクライアントに示されます。このデフォルトの自己署名 TLS サーバ証明書でこのデスクトップの証明を行うには、クライアントに信用され、Horizon Client 証明書確認によって完全に検証されている認証局 (CA) の署名付き証明書で置き換える必要があります。

この証明書を Windows 証明書ストアに保存する手順、および適切な認証局 (CA) 署名の証明書で置き換える手順は、Horizon 7 接続サーバで使用する手順と同じです。この証明書の置き換え手順の詳細については、『Horizon 7 のインストール』の「Horizon 7 Server 用の TLS 証明書の構成」を参照してください。

サブジェクトの別名 (SAN) を持つ証明書およびワイルドカード証明書はサポートされません。

注: View Agent Direct-Connection プラグインを使用して認証局 (CA) 署名の TLS サーバ証明書を多数のデスクトップに配布するには、Active Directory 登録を使用して証明書を各仮想マシンに配布します。詳細については、 http://technet.microsoft.com/en-us/library/cc732625.aspx を参照してください。