スタンドアロン バージョンの Horizon Persona Management を、Horizon 7 によって管理されていない物理コンピュータおよび仮想マシンにインストールすることができます。このソフトウェアを使用すると、Horizon デスクトップおよびスタンドアロン システム全体でユーザー プロファイルを管理することができます。

スタンドアローンの Horizon Persona Management ソフトウェアは、いくつかの Windows オペレーティング システム上で動作します。サポートされている Windows のバージョンについては、ナレッジベースの記事KB2150295を参照してください。

スタンドアロン Horizon Persona Management ソフトウェアを使用して、次の目標を達成することができます。

  • スタンドアロン システムおよび Horizon デスクトップ全体でユーザー プロファイルを共有します。

    ユーザーは、Horizon Persona Management を使用して、引き続きスタンドアロン システムおよび Horizon デスクトップを使用できます。同じ Horizon Persona Management グループ ポリシー設定を使用して Horizon デスクトップおよび物理システムを管理する場合は、ユーザーは、レガシー コンピュータと Horizon デスクトップのどちらを使用しているかに関わらず、ログインするたびに最新のプロファイルを受け取ることができます。

    注: Horizon Persona Management は、同時アクティブ セッションをサポートしません。ユーザーは、別のセッションにログインする前に現在のセッションからログアウトする必要があります。
  • ユーザー プロファイルを物理システムから Horizon デスクトップへ移行します。

    Horizon 環境で使用するためにレガシー物理コンピュータの目的を再設定する場合は、Horizon デスクトップをユーザーに公開する前に、スタンドアロン Horizon Persona Management をレガシー システムにインストールできます。ユーザーがレガシー システムにログインすると、そのプロファイルは Horizon リモート プロファイル リポジトリに格納されます。ユーザーが初めて Horizon デスクトップにログインすると、既存のプロファイルがユーザーの Horizon デスクトップにダウンロードされます。

  • 物理システムから Horizon デスクトップへの段階的な移行を実行します。

    段階的に環境を移行する場合、Horizon デスクトップにまだアクセスしていないユーザーはスタンドアロン Horizon Persona Management を使用できます。Horizon デスクトップの各セットが展開されると、ユーザーは Horizon デスクトップのプロファイルにアクセスでき、レガシー システムは段階的に廃止されます。このシナリオには、以前のシナリオが組み合わされています。

  • ユーザーがオフラインになったときに最新のプロファイルをサポートします。
    スタンドアロンのノート PC のユーザーは、ネットワークから切断することができます。ユーザーが再接続すると、Horizon Persona Management はユーザーのローカル プロファイルの最新の変更をリモート プロファイル リポジトリにアップロードします。
    注: ユーザーがオフラインになる前に、ユーザー プロファイルがローカル システムに完全にダウンロードされている必要があります。