トラブルシューティングのグループ ポリシー設定では、Horizon Persona Management ログ ファイルを使用して問題を診断します。

次の表では、トラブルシューティングのグループ ポリシー設定を説明します。

グループ ポリシー管理エディタで、[コンピュータの構成] > [ポリシー] > [管理用テンプレート] > [VMware View Agent の構成] > [個人設定管理] > [トラブルシューティング] フォルダの順に移動すると、これらの設定を確認できます。

表 1. トラブルシューティングのグループ ポリシー設定
グループ ポリシー設定 説明
Create retry delay ファイルの作成に失敗してからファイルの作成を再試行するまでの時間をミリ秒単位で設定します。

デフォルトの遅延は 500 ミリ秒です。

Disable create file retry 有効にすると、ファイルの作成に失敗した後に再試行が実行されません。

デフォルトでは、再試行が実行されます。

Disable desktop refresh 有効にすると、.exe ファイルの取得後にユーザーのデスクトップにあるアイコンが更新されません。このフラグを有効にすると、デスクトップで無関係な更新が行われなくなります。デスクトップのショートカットがプロファイル内の実行ファイルを参照している場合、ショートカットのアイコンがデスクトップに表示されないことがあります。

デフォルトでは、デスクトップのアイコンが更新されます。

Disable user environment errors at logon 有効にすると、ログイン時にシステム ユーザー環境のエラー メッセージが表示されません。

デフォルトでは、ユーザー環境のエラーが無効です。

Repository file download timeout リモート リポジトリからのファイルのダウンロードがタイムアウトするまでの時間をミリ秒単位で指定します。

デフォルトのタイムアウトは 1,800 秒です。

Driver Disable Flags 個人設定管理で特定の機能を無効にします。
File creation delay ログインからユーザーのプロファイルにオフライン ファイルが作成されるまでの時間をミリ秒単位で指定します。

デフォルトの遅延は 10,000 ミリ秒です。

Profile reconcile delay ログインしてからユーザーのプロファイルの調整を開始するまでの時間を秒単位で指定します。

デフォルトの遅延は 10 秒です。

Remove temporary files at logoff 有効にすると、ログアウト時に拡張子が .tmp のファイルをユーザーのプロファイルから削除します。個人設定管理は、ローカル プロファイルとリモート プロファイル間でのさまざまなファイルの同期に .tmp ファイルを使用します。

デフォルトでは、一時ファイルは削除されます。

Repository Connection Monitor 有効にすると、個人設定リポジトリとの接続が切断したり、接続速度が著しく低下した場合に個人設定管理がその状況を検出します。高速接続が再度確立されると、ローカルでのすべての変更がアップロードされ、ユーザーのリモート個人設定と同期されます。パフォーマンスを最適化するため、ネットワーク接続のテスト間隔とネットワークの最大遅延を調整できます。

デフォルトのテスト間隔は 120 秒で、ネットワークの最大遅延は 40 ミリ秒です。

Synchronize profile at logon 有効にすると、ログイン時にユーザーのローカル プロファイルが移動プロファイルと同期されます。

デフォルトでは、ログイン時にユーザーのプロファイルが同期されます。