Sysprep でカスタマイズしたリンク クローン マシンを再構成すると、Horizon 7 は、OS ディスクが再構成された後で Sysprep カスタマイズ仕様を再度実行します。この操作により、リンク クローン仮想マシンの新しい SID が生成されます。
新しい SID が生成されると、再構成されたリンク クローンはネットワーク上で新しいコンピュータとして機能します。システム管理ツールなどのソフトウェア プログラムは、管理対象のコンピュータを識別するために SID を使用します。これらのプログラムが、リンク クローン仮想マシンを識別または検索できない場合があります。
また、サードパーティ ソフトウェアがシステム ディスクにインストールされている場合、カスタマイズ仕様によって、再構成後にそのソフトウェアの GUID が再生成されることがあります。
再構成により、リンク クローンが元の状態(カスタマイズ仕様が初めて実行される前の状態)に戻ります。この状態のリンク クローンには、ローカル コンピュータの SID またはシステム ドライブにインストールされているサードパーティ ソフトウェアの GUID がありません。Horizon 7 は、リンク クローンが再構成された後で Sysprep カスタマイズ仕様を実行する必要があります。