再分散操作は、リンク クローン仮想マシンを使用可能な論理ドライブ間で均等に再分配します。これによって、過負荷のドライブ上のストレージ領域が節約され、十分に使用されないドライブがなくなります。

大きなリンク クローン デスクトップ プールを作成し、複数の LUN(Logical Unit Number)を使用する場合、最初のサイズ設定が正確でないと、領域が効率的に使用されないことがあります。ストレージのオーバーコミット レベルを高く設定すると、リンク クローンが急速に拡大し、データストアのすべての空き領域が使用される可能性があります。

仮想マシンによって、データストアの 95% の領域が使用されると、Horizon 7 は警告ログ エントリを生成します。

再分散によって、リンク クローンも更新され、OS ディスクのサイズが削減されます。これは、View Composer 通常ディスクには影響しません。

再分散では以下のガイドラインが適用されます。

  • 専用割り当てデスクトップ プールとフローティング割り当てデスクトップ プールを再分散できます。
  • 選択したリンク クローンまたはプール内のすべてのクローンを再分散できます。
  • デスクトップ プールの再分散は、必要に応じて、またはスケジュール設定されたイベントとして実行できます。

    特定のリンク クローンに対し、一度にスケジュール設定できる再分散操作は 1 回だけです。再分散操作をただちに開始した場合、以前にスケジュール設定されたすべてのタスクが上書きされます。

    再分散操作がさまざまなリンク クローンに影響する場合は、複数の再分散操作をスケジュール設定できます。

    新しい再分散操作をスケジュール設定する前に、以前にスケジュール設定したすべてのタスクをキャンセルする必要があります。

  • 再分散できるのは、スケジュールや保留中のキャンセルがない、Available(使用可能)、Error(エラー)、または Customizing(カスタマイズ)状態の仮想マシンだけです。
  • ベスト プラクティスとしては、同じデータストアに、リンク クローン仮想マシンと他のタイプの仮想マシンを混在させるのは避けてください。この場合、View Composer はデータストアのすべての仮想マシンを再分散することができます。
  • プールを編集し、ホストまたはクラスタ、およびリンク クローンが格納されているデータストアを変更した場合、新しく選択されたホストまたはクラスタが元のデータストアと新しいデータストアの両方へのフル アクセス権を持つ場合にのみ、リンク クローンを再分散できます。新しいクラスタのすべてのホストが元のデータストアと新しいデータストアへのアクセス権を持つ必要があります。

    たとえば、スタンドアロン ホストにリンク クローン デスクトップ プールを作成し、クローンを保存するローカル データストアを選択したとします。デスクトップ プールを編集し、クラスタと共有データストアを選択した場合、クラスタ内のホストが元のローカル データストアにアクセスできないため、再分散操作は失敗します。

  • 再分散操作時も接続したままにできる最小限の仮想マシンを設定できます。この仮想マシンは、すぐに使えるようにプロビジョニングされています。
重要: vSAN データストアを使用する場合、再分散操作は、デスクトップ プールのすべての仮想マシンを vSAN データストアから他のタイプのデータストアへ移行、またはその逆を行う場合にのみ使用できます。デスクトップ プールで vSAN データストアを使用する場合、 vSAN では、ロード バランシング機能が提供され、ESXi クラスタ内のリソース使用が最適化されます。