View Agent 6.2.1 以降のリリースでは、HTML AccessAgent で TLS 1.1 と TLS 1.2 のみが使用されます。許可されるプロトコルは、低いものから高いものの順序で、TLS 1.0、TLS 1.1、TLS 1.2 です。SSLv3 以前のような古いプロトコルは許可されません。 レジストリ値 SslProtocolLow
とSslProtocolHigh
により、HTML Access Agent によって承認されるプロトコルの範囲が決まります。 たとえば、SslProtocolLow=tls_1.0
と SslProtocolHigh=tls_1.2
を設定すると、HTML Access Agent は、TLS 1.0、TLS 1.1、TLS 1.2 を承認します。デフォルト設定は SslProtocolLow=tls_1.1
と SslProtocolHigh=tls_1.2
です。
暗号化方式のリストは、https://www.openssl.org/docs/manmaster/man1/ciphers.htmlの「CIPHER LIST FORMAT」で定義されている形式で指定する必要があります。 デフォルトの暗号化方式リストを次に示します。
ECDHE-RSA-AES256-SHA:AES256-SHA:HIGH:!AESGCM:!CAMELLIA:!3DES:!EDH:!EXPORT:!MD5:!PSK:!RC4:!SRP:!aNULL:!eNULL
手順
結果
デフォルトの暗号化リストを使用するように戻すには、SslCiphers レジストリ値を削除して、Windows サービスの VMware Blast を再起動します。 値のデータ部分を単に削除しないでください。データ部分を削除すると、HTML AccessAgent は、OpenSSL 暗号化リスト形式の定義に従って、すべての暗号化を許可しなくなります。
HTML AccessAgent が起動すると、ログ ファイルにプロトコルと暗号化の情報が書き込まれます。 ログ ファイルを調べると、有効になっている値を判断できます。
デフォルトのプロトコルと暗号化スイートは、VMware でネットワーク セキュリティのベスト プラクティスが進展することに伴い、今後変更されることがあります。