イベント データベースには、View のイベントに関する情報が、ログ ファイルではなくデータベースのレコードとして格納されます。
View 接続サーバ インスタンスをインストールした後で、イベント データベースを構成します。View 接続サーバ グループ内で構成する必要があるホストは 1 つだけです。グループの他のホストは自動的に構成されます。
データベース テーブル内のイベントを調べるには、Microsoft SQL Server または Oracle データベース レポート ツールを使用できます。詳細については、『View 統合ガイド』を参照してください。
また、View イベントを Syslog 形式で生成すると、他社製分析ソフトウェアからイベント データにアクセスできます。イベント ログ ファイルで View イベント メッセージを Syslog 形式で記録するには、vdmadmin コマンドに -I オプションを指定して使用します。『View 管理ガイド』の「-I オプションを使用した Syslog 形式での View イベント ログ メッセージの生成」を参照してください。
前提条件
イベント データベースを構成するには、次の情報が必要です。
- データベース サーバの DNS 名または IP アドレス。
- データベース サーバの種類(Microsoft SQL Server または Oracle)。
- データベース サーバへのアクセスに使用するポート番号。デフォルトは、Oracle の場合は 1521、SQL Server の場合は 1433 です。SQL Server では、データベース サーバが名前付きインスタンスの場合、または SQL Server Express を使用している場合は、ポート番号の特定が必要になる場合があります。SQL Server の名前付きインスタンスへの接続については、Microsoft のサポート技術情報(KB)の記事http://support.microsoft.com/kb/265808を参照してください。
- データベース サーバに作成したイベント データベースの名前。View イベント用のデータベースとデータベース ユーザーを追加するを参照してください。
Oracle 12c または 11g データベースの場合、View Administrator でイベント データベースを構成するときに Oracle System Identifier (SID) をデータベース名として使用する必要があります。
- このデータベース用に作成したユーザーのユーザー名とパスワード。View イベント用のデータベースとデータベース ユーザーを追加するを参照してください。
このユーザーに対しては SQL Server 認証を使用します。統合 Windows 認証セキュリティ モデルの認証方法は使用しないでください。
- イベント データベースのテーブルのプレフィックス(VE_ など)。プレフィックスを使用することで、View の複数のインストール間でデータベースを共有できます。
注: : 使用しているデータベース ソフトウェアで有効な文字を入力する必要があります。ダイアログ ボックスを終了するときにプレフィックスの構文はチェックされません。使用しているデータベース ソフトウェアで有効でない文字を入力した場合、View 接続サーバがデータベース サーバへの接続を試行したときにエラーが発生します。ログ ファイルにはすべてのエラーが記録され、このエラーや、データベース名が無効な場合にデータベース サーバから返されるその他すべてのエラーも含まれます。
手順
結果
[View Administrator] ダッシュボードの System Component Status(システム コンポーネント ステータス)では、イベント データベース サーバは Reporting Database(レポート データベース)という見出しの下に表示されます。